私の勤務するホテルでも至る所にお花や国旗でトリコロールを配しどっぷりお祝いモード。
今日に関してはホテルはもちろん満室、レストランは昼も夜も満席。
130ユーロの特別ディナーは21時の水上スキー(ホテル専属のチームによる)と22時30の花火に合わせてメニューが進んでいく。
メインディッシュが22時45分って、そんな時間に食べて大丈夫?ってかんじのスケジュール。
その後ははきっと夜中の2時くらいまで若者はディスコへ流れ、年配はシャンパン片手に談笑するんだろうね、、、。。
いずれにしても「しゃべりパワー」に関しては我々ニホンジンは完全に白旗。
フランスジンに限らずラテン系民族のおしゃべりパワーの源って何!?
そういえばいつもこのブログをUPさせてもらっているネットカフェの従業員の一人がスペイン人の女性で(今「ゲイシャの日記」みたいな本を読んでいて日本の習慣とか思想に興味があるらしい)「日本人はほとんどしゃべらないんでしょ?特に男性は、ってほんと?」と聞いてきた。
私は「しゃべらないっていうより、人の話をよく聞く、最後まで聞く、そして熟考の上自分の意思表示をするっていうのが良しとされてるかな、、、。」と答えると、「えぇ~っ!!スペイン人なんてお互い同時にしゃべるよ。一日中。」とびっくりされた。
びっくりしたのは私の方で「同時!?じゃ、いつ聞いて、いつ考えて、いつ答えるの?」。
「しゃべりつつもちゃんと相手の言うことも理解してるの。同時進行で。」だそう。
「えぇ?じゃぁ、スペイン人が10人集まったら10人が同時にしゃべくりまくり続けるのと同時に10人分の言い分を理解してるわけ?」の素朴な疑問に関しては「10人いたらもうFETE(ちょっとしたパーティー)」 だそうでスペインではフランス以上におしゃべりパワーが必要みたい。
スペインには住めそうにない(笑)。
そんなわけで今日のような特別は日はとりわけおしゃべりパワーが必要(しかも長時間)なんだけど、なにか良いバッテリー(話題に詰まった時のしゃべりネタ)でも持ってないと23時ごろには疲れがでてきて充電切れ。
思うに夜遅くにあれだけ飲んで食べた分を腹から声出してのおしゃべりで消化してるんだろうね。
フレンチパラドックス(肉食でタバコもがんがん吸うのにわりと健康)は赤ワインのポリフェノールの効果じゃなくて「おしゃべりパワー」に謎を解く鍵があるとみた。
デトックスの次はしゃべってしゃべってダイエットっていうのはどう?
無駄にしゃべるってエネルギーいるから結構効果的かもね。
2007 ラクビーワールドカップ開催
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