カンヌ映画祭は16~27日、F1モナコグランプリは24~27日と、5月後半はコートダジュールが1年で一番世界から注目される季節。
映画ファンもF1ファンも、テレビクルーもジャーナリストも会場から会場へ、スケジュールの合間をぬってお目当てのレストランへと縦横するため、ニース国際空港を中心にカンヌ⇔モナコ間を民族大横移動。
お勧めの移動手段については前回書きましたが今回はどんな移動手段の方にも共通の誰もが知っておくべき夏のダジュール移動のルールをお伝えします!
カンヌとモナコ 移動のルール
それは「海側に座らないこと」!
それと「ペットボトルの水を必ず持参すること」。
恐ろしく風光明媚が続くマルセイユ・ヴェンティミーリア線
確かにコートダジュール移動中の車、電車は誰もが思わずカメラを取り出すような風光明媚なポイントをいくつもいくつも、さらにいくつも通過します。
ニースからモナコに向かえば、ヴィルフランシュの絵画のような景色に息を呑み、反対にカンヌに向かえば、ヴィルヌーヴ・ルーヴェからアンティーブまで続く長い長い海岸線に驚き、カンヌ直前のきらめく海にレラン諸島が浮かぶ光景に溜め息、といった具合です。
それらを見るには海側の席を陣取るのが絶対条件ですが。。。
夏の国鉄コートダジュール線の日差し
ガラス越しのコートダジュールの日差しは想像以上に強く、それが移動の間中上半身に照りつけるため、日焼けのダメージもさることながら、気持ち悪くなったり、頭が痛くなったりと体調不良を引き起こす場合がありあます。
当然コンタクトの人は乾きまくって瞬きしたら取れちゃいそうに。
それでも観光シーズンの急行は最新式でエアコンもついてるからいいけれど運悪く冷房なしの車両にあたろうものならそれはもう地獄。
また車で渋滞にはまる可能性は大有りです。
旅行中の熱中症は何としてでも避けたいところ。弱ってる間に盗まれることまで想定してください。夏の電車はその手のプロにとっても大事な稼ぎ時なのです(実際はみんな思った以上に助けてくれる人ばかりですが)。
夕方になっても油断禁物!やつは真横からもやってくる
私はニース⇔カンヌ間の電車、長距離バスは絶対に絶対に海と反対側の席を陣取ります!
シーズン中に電車に乗ると、目指す席の違いで地元民か観光客かをはっきり確認できますね。
特に夕方以降18時から日没までの夕日はまだまだ南中か?ってほど強い日差しが真横から直撃してくるので、海と反対側の席までも容赦ない。
この場合は進行方向を背にしたシートの通路側を確保するのがよいでしょう。
まとめ
観光のダジュール・ルール
- 乗り物でまっさきに陣取るのは海と反対側のシート
- 乗り物に乗るときは絶対飲み物を携帯すること
- コンタクト用の目薬は日本から必ず持参
- 夕方以降は進行方向を背にした通路側を確保
もちろん、顔、カラダ用の日焼け止めは必須でございます。当然すぎて言い忘れましたが全員(と言って過言ではない)サングラスを着用しています。
愛煙家の方はフランスでタバコはとっても高いので免税店で購入しておくとよいでしょう。(フランスでもだんだん喫煙スペースが狭まっております)
最後にひと言追加させてください。水は必ずいつも携帯していてくださいね。駅及び駅周辺になんでもあると思っていたら、あるのは絶望のみと知ることになるでしょう。
Bon Voyage!
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