Hôtel Belles Rivesのリニューアル工事完成式典に行ってきた。
リニューアルといってもエントランスと一部客室の内装工事。
1930年代へのオマージュ(オマージュってフランス語だったのね。敬意、敬意を表すって意味。)とBelles Rivesのシンボル「漕ぎ出でる船」の鮮やかなフラスコ画がエントランスの壁一面に描かれてお客様をお出迎え。
当日はレッドカーペットならぬブルーカーペット(Belles Rivesカラーが青なので)が敷かれ何故かボディガードまで配備。
そんな豪勢なパーティーとは知らず、「ま、失礼のない格好で」くらいに思っていたら普段は服装に無頓着な彼氏(ホテルのビーチレストランのディレクター)が「充分に高いヒールの派手過ぎないハイヒールとか、それに合うような服」とか指示し始めてびっくり。
慌ててカンヌに服とくつを探しに行って、アンティーブ通りを3往復はジグザグ移動したね。
ドレス過ぎず、安すぎない服って意外となくて、だいたいパーティーのグレードがわからないから大変な作業となった。
最終的に堅苦しくないけど清潔感ありのジャケットと細い皮ひもでくるくるっと巻き上げて縛るサンダルを購入。
ショップの大きな紙袋を抱えてプリティー・ウーマン状態、、、のわけなくて、車がないのを露呈してるだけ。
プリティ・ウーマンってほんと良く出来た映画だったなと思ったのは、普通高級ブランドでお買い物したらホテルに送ってもらうか、店員に自分の車まで運ばせるかはたまた自分の運転手が運んでくれるかで、映画の様に本人が両手に紙袋を抱えて歩く事はまずないのよねぇ~。
実際危険だし(すぐ悪い奴に狙われちゃうからね)私もカンヌでは自分で持ち歩く情けなさの上にいつも以上に盗難に警戒しつつですっかり疲れちゃった。
そんな午後から大急ぎでしたくして、いざ会場へ。
会場にはカクテルドレスもいれば普通のオバサンもいて、私はまぁ目立ちすぎずそれなりに紛れ込めたって感じだった。
派手でないけれどひと目で「いい服」ってわかるそんなマダムが多かったなぁ。
ふとした時に視界に入るダイヤが眩しく[:ひらめき:]光っているのよ、大抵。
それに一見目立たないけど全身グッチの新作の人とか、VOGUE NIPPONを読んでおいてよかったと思ったよ。
マダムたちって何気に新作バックとかをちゃんと持ってるのよね~。うらやましい!
テラスでのカクテルや前菜とデザート、レストラン内で暖かい食事のビュッフェスタイルだった。
立食だったのでテラスではあちこちで「こちらは○○さん。なんとかホテルの支配人で、、、」とか紹介合戦。
私は名前と「始めまして。ニホンジンです。」「キョウトをご旅行なさったのですか?あそこはすばらしく美しいですよね。」「今日はスシがなくて残念です。」とか寒いことしか言えなかったわ~[:モゴモゴ:]。
たまたま今年のHôtel Belles Rivesのグリーティングカードに「オノ・ヨーコ」役で出演(!)していたおかげで「あなたのお写真は拝見しましたよ。」みたいなリードをマダムやムッシューがしてくれてその場はもったけど。
私も早くそんな社交時にそれなりのことを言えるくらいの小粋なフランス語会話ができるようになりたいと切に願った。
今さら観ても充分に面白いよ。[:next:]
HALVA(ハルヴァ)魅惑のアラブ菓子
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