美マダムビューティーの核心

ホテルには常連のお客様も多く、その方達と再会するのも喜びのひとつです。
お子さんが大きくなってたり、
赤ちゃんができてファミリーが増えているのを見るのも楽しいものです。
去年の7月に「これが私の言いたかった美マダムの秘密」という記事で書いた美マダムの腕にも今年は第２子が。
この方は本当に特別なオーラを持ったかたで、
多分、菩薩系の守護神がついてます（笑）。
仏像の背中に光の輪をしょってるものがあるけれど、
あんな感じで２０cm以内には入ってはいけないような、
お体に触れてはいけないような神々しさをいつも感じています。
そして猛烈に「守らねば！」と思わせます。
肉体的な危害からだけではなく、
「彼女の穏やかで美しい心を汚すあらゆるものから守らねば！」と思うのです。
きっと旦那様もそう思ってご結婚なさったはず。
いつかこの件について、2人で飲みながら盛り上がりたいと思っています。（笑）
（ちなみに私は飲めません）
もちろん、彼女はそんなこと気付いてないし、
そんな「人の格」とかいやらしいことは考えたこともないだろうと思います。
そこが彼女の美の秘密の核心部なのでしょう。
そんな彼女にまた赤ちゃんが生まれて、
去年の赤ちゃんはお兄ちゃんになりました。
この子も母親譲りの人を惹きつけるなにかを持っていて
それでいて父親譲りのビジネスセンスを兼ね備えた（推測）
私が個人的に大注目している次世代を担う子供です。（まだ2歳）
白人の旦那様に細いアフリカ系のマダム。
意外と少ない組み合わせです。
旦那様はあまり愛想がなく、チップをくれるわけでもない、
従業員の私からみると「気のいいお金持ち」の枠には入らない方なのですが、
この静かなマダムを見つけ出し、奥様にしたという功績で私は密かに一目置いてます。
察するにこのムッシューには「すごく希少な本当にいいもの」を
見つける嗅覚のようなものが発達していて、
己の直感を信じ、自分の価値観にそって決断、実行できる方。
先入観や固定観念なく、「真実」のみを汲み取れる方かと思っています。
それゆえに高級ホテルに乳母連れで長期ステイできる程の財産を持てるのかもしれません
。
美マダムの秘密
究極の美マダムは心の美しさゆえに、彼女を守るための防衛費としてお金がやってくる！
ちなみにだいたいのベビーシッターは赤ちゃん相手で外へも出れないせいか
ミニバーのアルコールをかなり飲まれますね～(笑）。
ミニバー内のあのちっちゃなアルコールって
うちのホテルでは1個１０ユーロ（1600円）もするの！
どうせ旦那様が支払うせいか、稀に見る豪快な消費っぷりが印象的です。