HERMESの香水・ROSE IKEBANA

HERMESの香り作りって本当に優雅。
「モテるために」とか「ステキな女性っぽい香り」とか「セクシー系」とかそういう切り口じゃなくて香水をつくっているところが優雅だと思う。「人生を楽しむための香り作り」って気がする。というよりか人生を楽しんでる人が纏っていそうな優雅な香り、、。

香りは

優雅、優雅ってしつこいって？だってこの「ROSE IKEBANA」の香りをかいでみてよ！間違いなくフローラル系であるローズのイメージにシャープさが加わってて、それはもうなんともいえない魅力全開。

Hermes Rose Ikebana — 「凛とした」だけでじゃないのがHermesの底ヂカラ！

「ローズ　イケバナ」の名の通り、生け花がたたえる「華やかさ」「孤高の美」「凛としたたたずまい」「人をはっとさせるオーラ」「神秘性」「生花ゆえのはかなさ」「永遠の中から一瞬を取り出したかのような生命感」「緊張感」、、、それらをものの見事に表現しています。女優で言うと松嶋奈々子さんや黒木瞳さん、中村雅敏さんの奥様、五十嵐淳子さんなど
結婚されてもなお恥じらいや潤いのあるような、外見はあくまでソフト、それでいてしっかり一本筋の通っているイメージ。

高貴なのに暖かい最高級のマダムのイメージ

けしてお高くとまってないのに、実際目の前にいたら気安く声なんてかけられないような、、。女、というより母性、それも菩薩級の母性を感じさせるとってもリラックス効果の高い香り。吉永小百合さんがこの香りでこられたらタモリでなくても完全ノックアウト（笑）。

そしていかにも「高級」な質の高さを感じさせるのがさすがエルメス。
以前レポートしたエルメスの「ジャルダン　ド　ニル（ナイルの庭）」がおばあ様ならこの「ローズ　イケバナ」は奥様。どちらも豊かに丁寧に歳を重ねた女性でないとつけこなせない香りです。

シリーズのPAPRIKA BRASILは

ちなみに「PAPRIKA BRASIL(パプリカ・ブラジル）」も最高。ただ、魅力的過ぎて香水というより１つの芸術作品。コレをつけこなせるの女は５０代に入った峰不二子、、と勝手に想像しています。日本だと桃井かおりさんとか似合いそう、、。