YSLより一足先に2007年秋の新作フレグランスを発売していたDior。
ポワゾンミッドナイトは私的にツボの成分がいっぱいで、今までまったくプアゾンシリーズに反応したことなかった私がすっかり虜。
ですが、買おう!とカウンターへ振り返った目の先に「YSL 新作は10月1日!」とフランス語で書かれた予告を見てしまい、律儀にその発売を待ち、香りを確認するに至った経緯があります。
YSLの新作は「elle」
YSLの新作「ELLE」はパリのアラブ世界研究所をバックにフェミニンなタキシードを着た女性が都会的で現代的な香りを振りまくビジュアル。サンローランにしては「ちゃっちい?」感じのピンクのフラコン。香りも軽くてさっぱりしていて、オフィス向けの印象。100%日本のOLさんには需要が見込めるな、、、と思いました。
対してDiorは
対してDiorは昔ながら(?)のプワゾンのフラコン(容器)で香りも「ザ・フランス香水」系統のずっしり甘め。(プワゾンの中では自然っぽい香りだと思うけど)
現代をつけこなすか、クラシカルを楽しむか、、?の二者選択になりましたが、個人の趣味でDiorに決定しました。やっぱり香水のビジュアルイメージはロマンティックでないとね!
パリ・オペラ座のシャガール天井画を背景に。
↑ やっぱり「毒(ポワゾン)!」
フランスでもフレグランスの傾向は”軽さ”
それにしてもフレグランスの時代は今、完全に東洋型。軽くて、さわやか、ほんの少しの色気にウエットな植物系、、、。フランスでも香りで自己主張したり、他人を威嚇したり(?)する時代は終わったのでしょうか?シンプルであまり特徴のないよい香りをまとい、あとは本人勝負、そんなタンダンス(方向性)が感じとれました。
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