「ABBAYE DE LERINS」(レランス諸島の大修道院)というアート本を入手しました。
レランス諸島とはカンヌ沖に浮かぶ二つの島、
サンマルグリット島(鉄仮面伝説で有名です)と
それに寄り添うように浮かぶ小島サントノラ島のこと。
この本はこの小島にあるシトー派修道僧たちの生活を美しい写真で綴ったものです。
サントノラ島へはカンヌからフェリーで15分ほどの距離。
ピクニックコースとして人気のサンマルグリット島に比べ、
宗教上の理由で島に入れない(昔は女性は入れなかった)期間のあるサントノラ島には
私はいまだ足を踏み入れたことがありません。
(サンマルグリット島とサントノラ島の間の海のアクアブルーの美しさといったら!
夏はたくさんの小型クルーザーがゆらゆらととっておきのスポットで最高のバカンスを楽しんでいます。)
ミステリアスな孤島の修道院。
でもこの本で仮に上陸し見学しても見ることの出来ないであろう
約25人の修行僧達の生活を垣間見ることができます。
自ら船を運転する僧↑。
ブドウ畑で作業中の僧↑。
カーブで作業中の僧↑。
修道院で作られたワイン、アベイ・ド・レランス・シャルドネ・グラン・キュヴェは、
完全な有機栽培で全てが手作業、全工程を担当の修道士が島の中だけで行なうので
生産量がとても少なく、それが余計に希少価値を生んで、
フランス人でもなかなかお目にかかれない幻のワインと言われているそうです。
レランス大修道院、城塞修道院の厳かな感じも伝わってきます。
向こうの町明かりがカンヌ。
この夕暮れをあの小さな島から見る気持ちってどんな感じでなのしょう?
ちょっと切ないです。
ちなみにカンヌからサンマルグリット島へのフェリーの2007時刻表。
「サントノラに行きたい」と言えば乗り継ぎ船を教えてくれます。
遠泳できる人ならサンマルグリット島から泳いでいけるかも、、、。
よい子はまねしないで下さい。 こちらもよろしく→
マダムのリゾートスタイル
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