フランスのTVはつまらない!のは有名なおハナシ。
フランス語のニュアンスがわからないから、、とか以上にやっぱり企画として面白くないのよね、、、私には。
(ドラマなんか最悪につまんなくて、ど~しても観ていられない!だからフランス語が上達しないというのが周囲の結論)
バラエティー番組は「やらせ」過ぎるし、偽善過ぎるし、若いコが出てこない(笑)。
ニホンじゃ「朝まで生テレビ」並みの平均年齢のゲストトークが2時間、、なんてザラ。
ぱっと見からしてつんまんなそーでしょ(笑)?
多分「面白い」と思うポイントが違って、フランスはゲストとゲストがひたすらしゃべって、
その間に見え隠れするキャラクターや深い教養、ウイットの有無などを
視聴者が判断するのが「面白い」ととるみたい。
一方、日本の番組は低俗なところにポイントを置いて
「面白くないかも」と気付くかれないように巧みに編集されて
結果として受身でラクに楽しめるようにできてると思う。
でもおもしろいんだからいいじゃ~ん。
私はニホンのTV番組、擁護派です。
だって最近、何気な~く観ていたニホンのTV番組に救われたから。
それは「銭形金太郎」。
昔はホントーに驚くべき生活をしてるビンボーさんばかりで、
ビンボーならではの生活の知恵は時に衝撃的、時に目からウロコで
とにかく「ス、スゴイ!」の連発だった。(最近のはおもしろくないデス)
誰一人まともなお家に住んでいる人はいなくて、
もちろん生活必需品と思われるものも持ってない人ばかり。
その中で「調理器具は炊飯器のみ」というビンボーさんがいた。
友人からもらった炊飯器で何でも調理、温泉卵もシチューもカレーも
「わりあい何でもできるんですよ」みたいなことを言っていた気がする。
そして今、1ヶ月前に引っ越したばかりの私のアパルトマンには徐々に家具が集まってはいるが、キッチンには私が友人から受け継いだ電子レンジが床の上に直接置かれ、その上にやはりいただいた電気炊飯器がのっかている状態。
(未だにテーブルはダンボールに渡した板一枚でイスもない頃はこれにバランスボールに座って食事してた。ホロリ。)
がらんどうのキッチンのためにパートナーの両親の知人がシステムキッチンを、
パートナーのパパが最新式の電子調理器を用意してくれたっていうのに、
頼んだシステムキッチンが届くのが2ヶ月遅れることになってしまった。
そのため調理器を置けず、火を使う料理の一切ができない!これがまた2ヶ月続く!
毎日毎日レンジでチンするものしか食べれないと、体調がっていうより精神的に「野菜が食べたい」とイライラしてくる。
草食動物ニホンジンにとってサラダじゃダメ(体冷やす)!
野菜炒めか野菜スープでガッツリ複数野菜を大量じゃなきゃダメ!
そんな時、突然「銭金」を思い出して、ダメ元で炊飯器で野菜スープを作ってみたら、、
上出来でした。
私は「切って、煮て、栄養取れればそれでよし」というタイプだからでしょうけど、
品質に問題なく、れっきとした野菜スープができました。
「銭金」万歳!
よく考えたらお湯も沸かせる、炊飯器を使いこなし、次回は果敢にもパスタをゆでてみようかと思ってます。
ロクブリュヌ行きのバス待ち時間の過ごしかた
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