昨日は試合の開始時間から通りに人がいなくなり、それぞれ友人宅やカフェで、、とにかくみんなで盛り上がるのがお約束だったの。
ちょっと出遅れた私はジダンのゴールの時にあっちこっちの家から歓喜のおたけびが聞こえておもしろかった。
そんな楽しげなムードも延々つづく試合にだんだんどんより、、、。
しかもフランスチームったら最後の最後でいや~な負け方しちゃって、町中すっかり盛り下がっちゃったよ。
でもすごいのが一夜明けた今日のフランスジンの反応!
誰も「サッカー」の「サ」の字もなし。
「ワールドカップ」「サッカーの単語をを口に出すこともタブーって感じ。
当然「フランス、負けたね」なんて言える雰囲気じゃないく。
一番面白かったのは新聞紙面で「フランス、敗れる!」とも「優勝はイタリア!」とも書かず「ジダンにレッドカード」だよ(爆)。
そう来たか!
でも実はこれってフランスジンの気質をすっごく表してる。
フランスジンって物事の本質を見つめることや問いただすことをすごく嫌うところがあって、「くさいものにはフタ」で「現実直視しない」「見ないふり」「知らないふり」をすることが多い。
しかもそれがすごく上手っていうかなんのためらいもなく現実から目をそらすのよね。
ここがコートダジュールだから?
何が起こっても、100%その人の怠慢が原因であっても「セパグラーヴ」(たいしたことない、大丈夫、気にするな、の意味)で失敗から学ばない。いや、学ぼうとしない。
だから進歩しないの。
失業率に関してだってはっきり言えば原因は労働者の質がものすごい悪いからなのに、「自分たちは悪くない、政府はなんとかしろ」って言ってるでしょ?
フランスが「エレガント」で「おしゃれで」「シック」なところなんてすべてガイコクジンビジネスマンの力が及んでいるところだけでフランスジンだけに任せていたらフランスは18世紀と同じ位の生活レベルに下がっちゃうんじゃないかと思ってる。
やっぱり人間、つらくてもちゃんと現実を見つめて、非を認めないと次へのステップが踏めません(笑)。
まぁ、アジュレリアンは「今がすべて」で「次のステップ」どころか「次」のことなんて考えないんだろうな、、、、。それはそれですごい能力?
すごいのかすごくないのか?
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