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優雅に過ごした革命記念日の夜

いつもは寝てる時間だけど、さすがに「キャトーズジュイエ(7月14日)」を楽しみたくて21時の水上スキースペクタクルと22時半からの花火をHOTEL BELLES RIVESのテラスに繰り出した。
この日の特別ディナーを楽しむ宿泊客と少数の予約客のみが入れるホテルのテラス。
私一人のレベルではいられないようなところにも出入りできるのはひとえに彼ママ(オーナー)のお陰。
花火に合わせた優雅な音楽が流れる中、ジュアンレパンの海から打ち上げられる花火をまじかに、カンヌで打ち上げられる花火を少し遠くに同時に見ることができた。
夜の紺色の地中海に色鮮やかな花火が浮かぶ。。。
こんな優雅な夏の始まりを体験したのは初めてだった。
「コートダジュールってこれか」とお金持ちたちがはるばる毎年やってくるわけがすこーーしわかった。
この花火を豪華クルーザでのソワレ(生演奏付)で楽しんでる人だっているわけだし。
花火が静かに終わり、ディナーが再開した。
私と彼はホテルのバーに移ってカクテルなどを頼む。
そういう時の私の立場は非常に特殊で面白い。
昼間(つか早朝から午後まで)は従業員として額に汗して馬車馬のように働き、ホテルでイベントのある夜は「オーナーの息子の彼女」としてエレガントに(無理だけど)微笑を絶やさず振るまう、、、。
フランスジンっておもしろいからドレスで現れると、同僚でもしきりにほめてすごくやさしくしてくれるんだよ。
昼間「よ!元気?」くらいに接してる同僚にカクテルを頼み「どうもありがとう」なんてマダムたちのまねして優雅(自分の中でMAXに)に声をかける。
お客様にとっても同じで今朝「カフェオレ?喜んで!」くらいに小走りしてたアジア人(の多分研修生と思われてる)従業員がオーナーの息子の彼女だったとわかり、でも突然「マダム」扱いするのもなんだし、「一体この人はどういう存在?」って戸惑うのがよくわかる。
あぁ早くこんな混乱を生じさせないように、ニクタイロウドウから開放されて優雅なマダム道に専念したいものだわ。
なんと言ってもコートダジュールはマダムでないと楽しめないところ
「ミセス」ではなく「マダム」。
「お金持ちのおばさん」ではなく「マダム」である女性にコートダジュールは微笑む。
とにかくこんな感じで美マダ達にも一般ロウドウ大衆にも平等に(?)「今年の夏」は始まる

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