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どこでもpipi

パリからコートダジュールに来て一番いやだったのが男性がどこでもここでも用を足すこと(いわゆる立ちション)。
ニースの写真以上の美しさのプロムナードデザングレだってビーチへ降りる階段周辺はすごいおしっこのにおいだよ。
どこの町でも駅の地下道、カフェの裏道、、、ちょっとした物陰はいつだってそう。
普通の通りでいきなり他人の家の鉄格子の隙間を利用して用を足してる人も見たことがある。
あんたら犬~!?
いつも言ってるけど、自分の欲を満たせればいいのよフランスジンって。
こういうのってホントため息でる。
なんでこんな野蛮人の国に来ちゃったんだろうって。
でもある時からなんとなく許せるようになった。
それはおばあさんまでもが田舎道を歩いている途中
「ちょっと先行ってて。ピピ(おしっこ)するから。」って道から50cm位しか離れていない木の影でぱぱっと用を足したのを見たから。
生き物だから排泄する。
人間は必ずしもトイレでというルールはない。
そんなものすごい基本原理に帰された気がした。
それ以来、相変わらず立ちションしてる人を見てもに「物陰に隠れるだけの配慮があってよかった」と思うようになった。
基本的に南のフランスジンはかろうじてモラルを知った動物と認識しているとラクに過ごせるよ。

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