歌姫ジェニファーがホテルへやってきた

ジェニファーと言ってもJ.LOではなくフランス国内スターのJenifer。
「スター・アカデミー」の初代優勝者。
「スター・アカデミー」とはその名の通りスターを作り出すフランス国営テレビTF1の人気番組。
養成生活を３ヶ月間密着して毎日ライブで放送。
毎週末に国内外のトップスターをゲストに歌って踊り、その成果を競い合い視聴者の投票により一人づつ脱落していく。
時にマドンナ、時にマライヤなど本当にBIGなスターが登場する（本人のアルバム等のプロモーション時期による）。
いかにもやらせ的な部分も多いけど、３ヶ月も共同生活してるとさすがに地がでて歌やダンスの実力に加え、個人の性格やプロ意識やカリスマ性、好感度etcスターにに必要なあらゆる要素が審査の対象になっていく。
最後の方はノミネートされたもの同士、いわゆる仲間を指名して落としていかなければならなかったりしてたった一人のスターの座をめざしてのせめぎあいとなる。
自分が見ている回は感情移入してその時の優勝者には特別な思い入れができるのだが、あいにく第一回目は見てなかったのでジェニファーには「TVでたまに観るあの人ね」位の存在だ。
なので10代のフランス人研修生達は見たくてソワソワ。
でも私はただ単にホテルの宿泊客の一人として私の仕事に関係してくるなら対応するし、そうでなければどうでもいいって感じ。
なのにそういう人に限ってルームサービスしかり、ミニバーの補充時しかりとやたらと接触することに。
そんなジェニファーは日本で言ったらモーニング娘。の安部なつみといったところだろうか。
普通っちゃ普通、スターっちゃぁスター（笑）。
外国人からみて「かわいい」とすぐに思うけど、すぐに「スター」であるとはわからない存在。
やたら小さくてやたら細かった。多分パンツは34か32。
家に帰ってゴシップ雑誌を読んだら、なんと子持ちな事がわかった。
子供産んであの細さはやっぱり芸能人。
さすが「スター」と感心した。
でもこの「スター」、チップなしですから。