「日本で出されているようなアイスコーヒーがカフェのメニューにあるのか?
フランス人はアイスコーヒーを飲むのか?」
という質問をいただきました。
ずばりメニューには書いていないと思います。
そしてフランス人ではアイスコーヒーを頼む人は皆無だと思います。
暑ければ大人は昼間っからビール、ワイン(場所柄ロゼも人気)、シャンパン。
喉が渇いている人は「ロー プラ(ミネラルウォーター)」
または「ロー ガズーズ(ガス入りミネラルウォーター)」。
子供はコカライト。
需要がないからメニューにもないようです。
でも頼めば出てきます。
多分「Café glacé(カフェグラッセ)」または「café froid(カフェフロワッ)」で
出てくると思います。
経験上後者の方が語感的に通じやすいかも知れません。
(glaceを使うとアイスクリーム(créme glacée)を連想されて
カフェ味のアイス(glace au café)が出てくる危険があるからです。)
ちょうど昨日、カンヌのホテルマルチネスのラウンジで
「アイスロイヤルミルクティーが飲みたい」と思ったのだけれど
すぐにそんな妄想は止めて「ペリエ」を注文した私。
なぜならば、フランスで出来なくはないモノを注文すると
非常に時間がかかるからなんです。
そしてたいがいまずい!(笑)
例えばアイスコーヒーはウエイターにひと通り説明した上に、
ウエイターがカフェ係りに注文。
カフェ係りが「こんな、、、感じ?」なんて
氷にいつものカフェを注ぐだけでガムシロなんてなしで
普通のカフェより5テンポくらい遅れて運ばれてくると思います。
(ダジュールでのワンテンポは4~5分です)
値段は普通のカフェと同じか、カフェオレ価格かなぁと思います。
(自分がレジだったら、その日の気分と手間から適当に決めますから)
そんな内情を知っているので、たとえカンヌの4つ星ホテルでも
「4つ星なんだから、アイスティーくらい(当然)あるだろう」とは思わずに、
すぐに間違いなく出てくるものを注文したのでした。
パリでも同じようなものだと思いますよ。
フランスではおいしいお茶が飲みたければ家で自分で作るのが一番です(笑)。
ちなみに夏のカフェでの私のオススメはコカコーラ・ブラック。
これなら冷たくてコカコーラを飲んでる上にコーヒーまで味わってる気分に。
↓ジュアンレパンのシーサイドレストラン 準備風景
>「パリのカフェには、北アフリカの影響を受けたリキュール入りの冷たいコーヒーがあるようですが・・・。」の質問については、
コートダジュールは北アフリカの一部と言われているので現地すぎて分かりません(笑)。
カフェにはないけどバーにならありそうですね。
クリックシルブプレ~ →
La lutte contre le Coronavirus, on va gagner!
コメント