それは夏はトマト・モッツァだけで生き伸びた私とってかなり衝撃的なニュースでした。
モッツアレラに2年に渡って期限切れチーズを混ぜ込まれていたことが発覚
【ローマ4日AFP=時事】イタリア、英国、ドイツ、オーストリアの企業約40社が、質の劣化したチーズや賞味期限の過ぎたチーズなど計1万1000トンを新鮮なチーズに混ぜて販売していたことがイタリア捜査当局の調べで判明した。
これらの企業はシチリアの実業家がトップを務める4つの会社(イタリア3社、ドイツ1社)を使い、ネズミの糞やビニール包装、ラベルの残留物を含んだチーズを廃棄する代わりに新鮮なチーズに混ぜて再加工し、モッツァレラチーズ、ゴルゴンゾーラなどとして販売していた。
再加工は過去2年間にわたって行われ、4つの会社は合わせて約1000万ユーロ(約16億8000万円)を得ていた。これまでに3人が逮捕されたという。〔AFP=時事〕
たーしーかーに夏になるとアイスの1ℓパックのようなものに入ったファミリーパックや
“3個まとめてお買い得意”みたいにかなり安く大量に出回っていたのは事実。
あの安くなってたのはまさか、、、と思うと頭が痛くなります。
(過去のことなのでお腹ではないのがせめてもの救い?)
コートダジュールの夏の食卓を支えるのはモッツアレラ
どんなに暑い日も冷たく冷やしたモッツァに完熟トマト、今摘んできたバジルに極上のオリーブオイルとバルサミコ酢、上質のブラックペッパーでも挽けば、あとはいつものバゲットだけで毎回大満足の“夜ゴハン”になったので、相当な頻度で消費してたんだよね、、。
基本的にあらゆる基準のゆるい南仏なので、食品の衛生状況は良くはないのは重々承知。
かなりアバウトでずさんな保存環境でも乾燥した気候に助けられ、めったなことではカビが生えないのがまた問題なんですよね。
私は細かいものがよく見える日本人眼力を駆使して、家でもスーパーでもレストランでも職場でも
食品のカビのチェックは私の仕事って感じだったけど、さすがに練り直されてたんじゃね~。(ラズベリーとかは高確率で内側がカビている。表面さえも洗って提供する店は全体の2%くらいなんじゃないかな)
絶対に許さない
こうなったら関係者全員逮捕して何をどうしたか全部吐いてもらいましょう。
おいしくて簡単な夏の定番メニューから安心感を奪った罪は非常に重い!
二度とやるなよ!
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