一般道からのアクセス不可な場所にアンチーブ岬のとある別荘。
別荘だ、ヨットだ、クルーザーだっていう夢のコートダジュールライフはさておき
私がダジュール生活から抜けられないのにはわけがあります。
それはずばり「お金がかからないこと!」
女性は特にそれを実感できると思います。
化粧品ったって年中日焼け止めがいるくらいでそれは日本でも変わりないこと。
何より衣服にかかるお金がものすごく少ない。
リッチな服を買う人とそうでない人の差も日本と同じだと思うけど、
コートダジュールって冬物がほとんど数点で冬が越せてしまうんです(笑)。
ほんっとに寒い日は外にでないし(!)、冬のソルドまで我慢すればすぐに春。
冬物は総じて皮あり、ファーあり、生地が厚く、面積も大きいゆえに高額。
そういう冬物アウターの数がものすごく少なくていい上に、
あったかインナーなどの手配も少ない。
ごく数点の冬物で過ごせてしまうのです。
夏だってほとんど毎日水着にビーサンに何か着るだけ。
洗ってもすぐ乾くから枚数もいらない。
海ばっかり行ってたこの夏は
とうとうヒール付きのサンダルさえ買わずに過ごしてしまった。
先日カンヌのZARAでいつぶり?って位に久しぶりに
かかとまでちゃんとある靴を買ったら
そういう〝靴〟の選び方を忘れてて速攻靴擦れ(泣)!
だって履かないんだもん!
サンダル、、、、いきなりブーツで越冬、そしてまたサンダル、、だから。
基本的にモノをたくさん所有してるとイラついてくる性分なので、
夏を過ぎるごとに私の荷物は減る一方。
少ない荷物で過ごせるのがこれまた快適。
海で寝そべってるだけだから、お金も使わず、
部屋のスペースはどんどん広がり、生活はどんどんシンプルに。
だから、時々すごーーーーく退屈で死ぬかも?(つか今すでに天国かも?)と
思うこともあるけれど、「モノを持たなくて済む」観点では
コートダジュールライフに満足してます。
頭の中の「情報」についてもそうです。
ニホンでは歩いてても視覚が読み取ってしまう「情報」が私には多すぎる。
今、ぱっと目を上げても飛び込んでくるマテリエール(物質)は5個くらい↓です。
(空、海、木々、ベランダの手すり、ベランダのタイル、窓ガラス)
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ミラノ⇔ニース 電車の旅
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