絵的に完璧な景色が多いアンチーブ半島先端部。
バトー(船)から直接行き来できる地の利の希少性、セキュリティー、そしてなによりステイタス、なのに気取らない土地柄で大金持ちに人気のエリアですが、彼らがここでバカンスを過ごすのは一年のうちたった3~4週間です。
アンチーブ半島先端部のセレブの338日
それにしても一年のうちたった2~3週間使うためにこんな別荘とクルーザを持つ人々の人生は他の338日間はどこでどんな生活しているのでしょうね?
政治家、実業家、石油王、、、、
〝お金持ち〟とひとくくりにされる彼らの毎日は庶民とはまたぜんぜん違う苦労、ストレス、心配事を抱えているのでしょう。
だから「ここに来た時だけはなにもかも忘れて、子供みたいに過ごしていいよ」そんな風に思っているのが住民サイドの本音。
コートダジュールにバカンスにくるセレブと住民の関係がこんな感じなのも多くの有名人がのんびりしにやってくる理由のひとつかもしれません。
セレブもただの人間
フランスではセレブだろうと政治家だろうと、人間一人ひとりに人生があり、愛するものがあり、自由があると考えます。
だから相手がスターだとしても彼の人生は彼のもの。
それを考えると今お相撲の朝青龍に謝罪や釈明を求めて付きまとうマスコミは「ストーカーか?」と思えるほど。
日本相撲界を選んだのは彼だけど、それは彼のパーソナリティーのひとつであって全てではないはず。
それにひとりの人間になにもかも期待しすぎ(押し付けすぎ)だと思います。
国技国技っていうけど、「ニホン」って国自体のモラルも文化も衰退してる現代にガイコクから来て活躍してくださった方にこの仕打ちはないだろうって印象です。賛否両論だけど私はガイコクで働くガイコクジンでもあるので朝青流擁護派です!
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