ニホンにいてフランスにあこがれてた頃、
趣味と勉強を兼ねてフランス映画をよく観ていました。
フランスの日常とフランス語を学ぶのに一番役立ったのは
エリック・ロメール 四季の物語。
春のソナタ、夏物語、恋の秋、冬物語と
それぞれ完結したフランスのどこにでもあるような
でも「ニホンにはまずそういう人はいないね」っていう(笑)
個性的な女性が主人公のわりと淡々と進む映画でした。
フランス人の日常会話に「ん?」と思ったニュアンスも
そんな彼らの日常の中で生活している今となっては
何も引っかからずに聞き流してしまうだろう。
なにせ「夏物語」にでてくる「この夏、バカンスついでに働きに来た女の子」
と同じことしてる人になってるわけだから人生って不思議(笑)。
そしてフレンチヴァカンス映画の一こまのような光景の中に
自分がいることも不思議でなりません。
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