私も波打ち際で寝そべったり、半身浴状態で波に揺られるのが大好き。
この状態だと波のマッサージ効果も期待したりして、
ラクに海の喜びを享受できるんですよね、、、。
つくづく、大人になると極力自分では動かず楽しもうって考えになるなと反省です。
ところでこの状態で(時には波打ち際のとど状態でごろ寝して)
最近読み始めた本があります。
「星の王子さま」で有名なサンテクジュペリの「人間の土地」です。
この冒頭部分が大変美しいとどなたかの紹介文を読んで、
ぜひフランス語版で読んでみようと格闘中です。
サンテクジュぺりは「大事なものは目に見えないんだよ」の一文で有名ですが、
その想いはこちらの物語のなかでも脈々と静かに流れているように感じます。
なにか全体的に山奥の穏やかな田舎の村に流れる小川のような、
彼の選ぶ言葉や表現がそこに落ちる木の葉のひとつになって、
小川の清水に流れて物語を作ってゆく、、、。
その光景は昔から続いていて今もどこかで、、、。
そんな「永遠」を「瞬間」として切り取った、俳句にも似た鋭い感受性を
わからないフランス語なりに感じて、なんとか読み進めています。
フランス人には「そのジャンルはあなたには難しいと思うよ」と言われますが、
わかりそうでわからない、つかみきれない意味を込められた単語が
ふわふわと頭の中に浮遊しているような状態で
同時に体も海に横たえてふわふわ波に揺られてるのがとっても気持いいのです。
ちょっと待って、ちっとも理解してないじゃん!勉強しろ!まったく反省ばかりの毎日です。
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