今日、ホテルの朝食にいらした方はこの夏一番の美人だったと思う、、、。
間違いのない顔っていうの?
目鼻の配分などに寸分の狂いもなく、顔の形、髪の量、長さ、質感、、、すべてに間違いがないの。
だから見ていて気持ちがいい上に、なぜかずーーーっと見つめてしまう。
私だけ?
いやいや、一緒にいるムッシューもそうだったし私の同僚もそうだった(笑)。
ボディラインも完璧で焼けた豊かな胸元もとってもセクシー。
モデルであっても間違いないが、こっちで「モデル体型」ってすっごいからね、それを考えると一般人?
でもとにかく「キレイ」なだけでなくて、「見入ってしまう人」だった。
「美人なうえにすっごくキレイな人」というのが自分のボキャブラリーでは精一杯。
なので朝食テラスにいらっしゃる間中ついつい目が行ってしまってたんだけど、そのおかげで気付いたことがある。
彼女は彼女ラブなムッシューのくだらない話(失礼!)をひと言も漏らさまいと真剣に聞いていたって事。
美しいテラスからの眺めも見ず、朝食ビュッフェをもの色することもなく、ただただ目の前の多分いつも一緒のムッシューの目を真剣に見て彼のくだらない(しつこい?)話をちゃんと聞いていた。
朝食テラスにいる間中ずっと。
彼女の方が話すでもなく、彼がしゃべりたいことをしゃべらせて、聞く。
彼女がおとなしいからではなく、「彼が話してるから、私はそれを聞く」って感じだった。
それでジャクリーン・ケネディーのことを思い出した。
彼女は数奇な運命の女性だけれど、とにかく彼女は「人の話をしっかり聞く」ことのできる人だったらしいと何かで読んだ。
そして彼女が真剣に話を聞いてくれることで話す男性のほうは自分がえらい重要人物になったような気がしたそうだ。
そういわれてみると「人の話」とりわけ「彼氏」や「夫」の話を真剣に聞いたことがあっただろうか?
自分の意見を言うために聞くのではなく、情報を仕入れるために聞くのでもなく、「愛する人が話すことをただ聞く」ことが?
目を見る、、、というより意識をそらさず、自分の感情を入れず、相手に話を聞いたことが?
今朝のマダム(はっきり言って年齢不詳。しわっぽいけど日焼けのせいって気もするし、こっちの人は老けてるので25~38歳?)はそれができる人。
もしかしたら「美人な上に『すっごくキレイな』人」の『すっごくキレイ』部分はすべてそこからきてるのかもね。
ジャッキーだってどう見ても美人じゃないのにどうしようもなく『キレイで特別な女性』だったもんね。
お金持ちの男性に愛されたかったら、相手の話を「真剣に」聞こう!
美の本質を考える ミス2008からSATCまで
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