夏休み真っ盛りの今、ホテルのお客様もお子様連れの多いこと多いこと。
ちびっ子だらけなので朝食ブッフェのシリアルのチョコポップと牛乳がどんどんなくなる。
みんな、大きくなれよ。
これだけ子供がいたら日本じゃファミレス状態であっちでぎゃーぎゃーこっちでいたずら三昧、、とプチ修羅場は必至なのに、さすがは上流階級のお子ちゃま達、いつもと変わらぬ静かな朝のテラスをキープしてくれてる。
お金持ちだからか上流階級だからかどっちもだからかは定かではないが、高級ホテルにいらっしゃるパパママたちは非常に落ち着いていて、だからなのか定かではないが子供も静か。
この法則はずっと不思議だったけど、ベビーシッター付で2~3週間も高級ホテルでバカンスできるような暮らしをしてればわりと誰だって落ち着いていられるよと思うようになってきた(笑)。
ベビーシッターが24時間、赤ちゃんの「いらっ」とさせられるような細々したお世話をしてくれれば親は「かわいい」部分だけ担当し、半端なく愛情をそそげるし、低学年くらいの子供になっても「しつけ」部分は乳母の担当になってれば怒らなくて済むもんね。
今、滞在なさってるドイツ人家庭のフィリピン人家庭教師は5歳~7歳位の兄弟3人を面倒見ていて、毎朝「座って食べなさい」「大きな声出すな」「食べないものには手をつけるな」から栄養の偏りはないか、体調はどうか、、、まで自分の朝食どころではないって感じで常に監視の目を光らせている。
男の子が3人もいると動くの大好き、いたずら大好き、じっとしてはいられないから子育ては大変って聞くけど、その辺りは彼女が仕事として完璧にこなしてる(愛情を持ってね)。かたや両親は親でなきゃできないパートに全力投球。
つまり、一般庶民の家庭のそれよりもそれぞれの役割が濃く、より完璧に回ってるのよ。
これならたとえば3人の男の子(しかも年子)の母親でも『妻:母:ひとりの女性』の割合(笑)が4:3:3をキープできるわけ。
日本の一般家庭では2:7:1、いや1もあるかな?って感じじゃない?
美マダムの生まれる環境はコレよね。
ベビーシッターが彼女たちの人生に組み込まれてるのね~。
ベビーシッターってどういう契約でいくらもらってるのかしらないけどちゃんと教育もしてくれるシッターは安くはないのは確か。
(こうして高級ホテルに何週間も一緒に滞在させるわけだし)
けど人生のトータルで見るとそれはもしかしたら「安い」ことになるのかも?
お金持ちのひとってつくづく無駄なことしないな~って関心中。
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