今日、マンションから出たら車のワイパーに何か挟まってました。
クロノポスト(国際スピード便(実際は配達員の不備から普通郵便より1週間前後受け取りが遅れるという、目下の最大の敵))の不在通知かと思ったらもっと嫌なものでした。
駐車違反への罰金請求です。約1900円。
(右は45日以上滞納した場合)
私の罪状は有料駐車場に車停めた料金を払ってなかったこと。
小切手で払えさもなくば収入印紙。
フランスの路上にはいたるところに白線で駐車スペースが確保してあります。
場所によっては「PAYANTE(有料)」とペイントされていて、
その付近に灰色の駐車料金支払いマシーンがあり、
利用者は自分の予定によって1時間、2時間、、、と前払いするシステム。
多めに払う人なんているのか?と思うけど、
超過時間への追加料金についてはよほど悪質か
運悪く警察のチェックが入った時だけ追徴されるのだと思います。
(そう!全ては運なのです!)
有料スペースも大体は夜の19時から朝までは無料になります。
フランスの駐車場のシステムはとっても合理的で、
杓子定規ではないところを私は評価しています。
というのも、例えば町の真ん中、市役所や駅のそばなどは
「基本2時間以内の駐車」で1時間1ユーロの市営駐車場があります。
駅前には「30分以内なら無料」というピックアップのためのスペースもあります。
ハンディキャップのある人用のスペースも必ず用意されています。
こういうところに分ごとの厳しい見回りが来るかというとそうでもなく、
基本的に本人たちのモラルに任されています。
それじゃぁ、みんな自分勝手にそういう場所に何時間も停めるかというと
そういうことは(たまにいるけど)意外としないんです。
普段あれほどエゴイスティックで付け焼刃、場当たり的な悪行が多いフランス人ですが、
「それはやりすぎ」というラインをそれぞれが持っていて、
それが抑止力となって、ルールが守られてる場合が多いです。
もともとフランス(南仏?)のルールはすごくあいまいで、
ほとんど「人として最低のルール」位のレベルの〝ゆるい〟もの。
(例えばハンディキャップ者用スペースに健常者が駐車しないこと、、など)
だからこそそこを踏み外す人は「人としての恥を知れ」と無言の制裁、、、
いえ、はっきりと罵詈雑言を浴びせられ、非難されるのです。
じゃあ、私の駐車違反って一体、、、?
これは「車を持てるような人間(最低でも極貧ではない)が
わずかな駐車料金をケチるとはなにごと!」の制裁のようです(猛省)。
今後はやっぱり無料の場所(路駐)にしよう!と固く誓うのであった。
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