コートダジュールのベストシーズンってほんとにいつなんでしょう?
もともとは「避寒地」として発達した町ですが、今や完全に「迎暑地」。
現代で「避寒」してる人は普通の人で、
セレブはシャモニーやスイスの冬の別荘でスキー三昧のご様子。
冬はニースとモナコ以外かなり閑散としています。
ジュアン・レ・パンなんかは特に「住民<リゾート住民」な町なので
秋冬は〝老人特区〟のようになります(笑)。
最初のうちはペタンクが住民の義務かと思ったほど
住民=老人=ペタンク人口密度最強になるのです。
つまり若者にとっては非常につまらない季節。
でも静かな町に相変わらずきらめく海が夏よりもっとゆったりと
〝自分だけのために〟打ち寄せてくれてる感が味わえ、
実際独り占めできる景色の割合が増える。
だから「秋の入り」の辺りがベストシーズンとする住民は多いです。
私はコートダジュールのクリスマスの辺りも好きです。
ヒマで退屈なダジュールライフ(しかも他の地域のフランス人にたがわずたいてい皆倹約家)の中で年に一度だけ、み~んなが〝買い物!買い物!〟と
うれしせわしなしな状態になる貴重なシーズン。
かといってダジュールでノエルの買出しなんてニースかカンヌに決まってる。
晴天の12月に「彼とカンヌでノエルの買出し」っていうシチュエーションは
年に一度「ちょっと忙しい」感じもあいまって(どんだけのんびりなんだ?)、
最高に平和でのどかで幸せなダジュールの日常の一こま。
それにノエル休暇で別荘に戻ってくる人たちが暖炉にまきをくべて、
町の空が「暖炉のにおい」になる海とのミスマッチもいいかんじです。。
自分たちのクルーザーにツリーを乗せて小さなパーティーをやる人もいて、
クリスマスだから〝パリ(寒いところ)〟ではなく、
クリスマスだからこそコートダジュールを流行らせたいと密かに思っています(笑)。
そうはいっても12月は普通に寒いので、
観光でいらっしゃる場合はダウンなど着込んでくださいませ。
(マダムな方はもちろん毛皮OK)
↑この頃は確か夏の終わり?
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