フランスではニホンの70年代以降のアニメの殆どがDVDになってます。
世界名作劇場系の有名作品はもちろん、NKHの「ニルスの不思議な旅」とか
「名犬ジョリー」とか自分でも忘れてたけど子供心に多大な影響を与えた
古き良きアニメDVDがフツーに町の本屋さんでも売ってます。
宮崎アニメなどの映画に対してアニメシリーズは破格の安さ。
でもそういうのはたいてい子供用にフランス語吹き替えオンリーで字幕もなし。
こっちの吹き替えはあんまりテンション良くないのが不満。
ニホンのアニメは声優さんが独立して有名になるほど個性もパッションもあって、
それがアニメに息吹を与えてるってところが大きいと思う。
今、この記事を書きながら「ルパン3世」を流してるんだけど
ルパン、次元、五右衛門が次の盗みの計画をしてるシーンなんて
ホントにおっさん3人が不動産の話でもしてるようなつまんなさ。
(ちなみにフランスではルパンはエドガー、不二子はマガリー、次元はジゲン、五右衛門に至ってははYOKITORIになってた!ヤキトリでもなくてYOKITORI!泣けてきます。)
ところでルパンには思いのほかニースやモナコ、スイスを中心としたイタリア、フランスが出てきてビックリしています。
そして不二子はモナコの白いバルコニーでフランス語をしゃべってるほうがリアルです。
こっちの方が警備が甘いし国境超えやいろんな抜け道があるから仕事しやすかっただろうな、、、とか、変装もこっちなら通用しそうだな、、、とか
今までとは違った角度から鑑賞できて妙に楽しめます。
思えば、私はアニメの中でも「流浪」系が好きだったと思い出しました。
「ニルス、、、」もそうだし「ジョリー」もそう、「ペリーヌ物語」とか、「なんとか少女ララベル」(?)とか何かを探す旅や流浪の旅を余儀なくされる系の物語。
ルパンも絶対に定住してないところが好きでした。
私がこうしてニホンを出て海外で生活(最近やっと「住所不定」ではなくなりましたが)
しているのも少なからずそういったアニメの影響?
(フランス語をやってるのは100%「ベルばら」の影響(カミングアウト))
幼少期に見たアニメってすごい影響あるのね。
よい子のママ達、かわいい我が子には質の良い、定住して農耕生活するような内容のアニメを見せましょう!
フレンチどら焼きの作り方
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