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ロードオブザ 滞在許可証 ~更新~

現在滞在許可証の更新中。
思えば2006年の一年間で正規の許可証をもてたのはたった3ヶ月間だった(泣)。
9ヶ月間は「申請中」の身分。
そのため社会保険の申請や運転免許の切り替えにも強気に出れなかった。
12月22日で滞在許可証の期限が切れたのだが、
皆一様に「切れてもその後3ヶ月間は大丈夫」って言うのだが本当?
ま、ここはフランス、というより北アフリカの一部であるコートダジュール。
なのでそういった「日づけ」にはアバウトでもうなずけるけど。
(その証拠に去年法定抄訳した戸籍抄本がなんの問題もなく有効だった。日本だったら発行後3ヶ月たつと無効になるのに。)
今回は更新なので初回よりだいぶ簡単。
簡単とは言えこの3週間で6回くらい県庁行ってる気がする。
なにせ外人受付の8番窓口に労働許可証をもって更新をお願いしたら、
「契約終了日時が記載されてないので発行できない。
その代わり、この2月29日までのバイト契約に関しては発行できます。」とのこと。
ちょっと待って!
たった2ヶ月間のために、この書類の山と55ユーロの証書を用意したんじゃないわよ!
だいたいそれじゃあ、あと1ヶ月後にはまた県庁通いじゃないの!
そう思っているのは私のパトロンヌも同じ。
また同じ書類を作りたくないので即効で
2008年1月までの正社員契約の契約書を作ってくれた。
それを持って県庁に行くも、現在8番窓口のキモイ責任者・マリオティーニは
休暇中で代わりに小柄なおばさん・サラベルが対応しているせいか、
一日30人しか受け付けてないの。
朝9時のオープンと同時に8番窓口の30人枠に入るためには遅くとも10時30までには行かないと無理。
このNEWルールのために無駄足を運んだこと2回(泣)。
すでにバイト用の2ヶ月間の労働許可証は発行されてしまったので、それを正社員の契約書で「差し替えて」もらう、という非常に難しい状態に。
ここは落ち着いて、情に訴えたり、時に逆切れしてプレッシャーをかけてみたり、、。
柔と剛を使い分けて揺さぶりをかけ、最後には
「あなたを。あなたを信頼してお返事を待ちます。あなたを。」と目ジカラ光線。
「これで駄目だと個人的に恨まれて狙われるかも。」と担当者に思わせるくらいの強いプレッシャーを目でかけておく。
組織対個人じゃ、どうしようもないフランスでは個人対個人戦にかけるしかない。
で、どうゆうわけか、年末だからか、わずか3日で労働許可証が発行された。
火曜日に目ジカラかけたものが木曜日にはオフィスへ。
ニホンにいる方にはピンとこないと思いますが、
この速さはコートダジュールでは尋常じゃありません。
人一人の命がかかったときにだけ発揮されるような異例の早さです。
どうやら県庁のサラベルは火曜当日に処理、郵送、したらしい。
やればできるんじゃん。
送られてきた労働許可証の期限はなぜか2007年11月までだったけど、この際問題なし。
これを手に年明けにまた県庁へ行って、「労働のための滞在許可証」を再申請するわけ。
ここでまた「でも期限が切れてます」とか「この間にどうこう」とか振り出しにもどった会話がされることは必須なの。
もうわかってるからいいけど、ほんとうに面倒くさいったらありゃしない。
滞在許可証が発行されたら日本の免許をフランスのそれに切り替えようと
同じニース県庁内の「運転免許係」をついでに尋ねたら、
「ジュアン-レ-パン居住者の免許切り替え手続きはグラースで」とのこと。
面倒くさい国、コートダジュールへようこそ。

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