JUAN-LES-PINSが美しいのは、もしかしたら潜在的にもつその色のせいなのかもしれません。
あなたの住む町は何色ですか？
“共感”することで見えてくる色は人それぞれだと思いますが、私の場合、ジュアンレパンから引き出される色はモーヴ。
昼間は太陽の強い光にどこもかしこもスパークして真っ白（？）見えますが、太陽光線の弱くなる夜明けは繊細で透明なモーヴ、夕暮れにはかなげなビターなモーヴ色がジュアンレパンを支配します。
“ジュアンレパンの紫”に包まれると今が現実なんだか幻想なんだかその境界線にいるような気がしてきます。
ロマンチストであるならば、ジュアンレパンで体験するそうした瞬間にきっと静かに満足していただけるでしょう。
外に出ている満足ではなく内に秘める満足感がコートダジュールの魅力。
（だから一般的なツーリストではなく「トラベラー」に人気があるのかも）
なんでもない一日の中に恐ろしく気高い瞬間がある
リゾートだって生活圏になってしまえば起きる問題はどこも同じ。
都会と比べれば不便であることは一目瞭然。
でも普通の慌しい毎日に気高い一瞬がある。
買い物帰りのスーパーのビニール袋が手に食い込でるような時にも神々しいその一瞬が眼前に広り思わず立ち尽くす、、、なんてことはリゾート暮らしならではのメリット。
犬の散歩風景がまるで印象派の絵画のように見えるのもメリットのひとつです。
後光差してる、、、、（笑）。
コメント