パリも異常気象　【動画付】

数年前までパリの4月といえば、寒がりの私にとってはまだまだ
防寒対策に気を抜けない、冬のしっぽが残ってるような季節だった。
5月になれば春の訪れ。
「夏！」といえるのは7月前後の短い間、、という印象だった。
それが今じゃぁ２７度！？異常です。
春通り越して夏です。
パリのような都市でここまで気温が上がると、光化学スモックがでたり
基本的にクーラーのない公共の乗り物などでケンカがおきたりと
「町の秩序」が一瞬にして崩れてしまいます。
自然界の生態系と同じですね。
気候によって動物の行動が変わってしまうのは当然の流れ。
人間も同じです。
ですからこういう時代は新しい環境に早く適した者の勝ちのです。
だから動画をご覧になれば分かるように、
「暑い」→「ごろーん」とすばやく対応できる人たちが今世紀では生き残れるのです。
ニホンの夏は尋常じゃなく熱く、しかも蒸し暑いのに
「涼しい顔してお仕事」なんてちょっと、自然の法則に反してませんか？
そのための努力も半端じゃないし、途中の我慢も相当なものです。
｢標準」に無理やり合わせようとするニホンジンの発想はスバラシイし、
その律儀さは高く評価されるべきと思うけれど、
カラダやココロの声にも、もう少し律儀に答えてあげて欲しいものです。
ちなみにコートダジュールはもう水着にビーサン。
でもちょっとでも寒いと「セーター」を着ます。
、、というより、寒ければ外へでません(笑）。（本当です！）
天気がよければ「海へ」、天気が悪ければ「やる気しない」（からＴＶでも）と
ある意味天候に左右されまくっているのですが、
どんな気候であれその中に「仕事」の選択肢はありません。
その上たいていは湿度が低く、晴天です、、、