日本でのサマータイム導入について異論反論をあちこちで聞きます。
どちらかというと反対派が多いみたいですね。私は賛成派です。
フランスで初めてサマータイムを体験した夏、私は思いっきり1時間間違えて生活しちゃってましたけど。
サマータイムについて
はじめての夏時間の日の失敗
始めての夏時間を体験した夏はニュースも聞いてなくて新聞も読んでなくて、〝その日〟が何日かも知らなくて、当時は毎晩19時に足の悪いご主人の夕食を用意していたのですが、「こんばんわ~」ってご主人のいるサロンに向かうと、なぜか20時からのニュースが始まってて、、、「あ゛っ!!!!」。
ご主人は1時間じ~っと私をせかすことなくご飯を待ってたわけです。
今思い出しても申し訳なくて汗ばんできます、、、。
自分がガイコクジンでなければアウトだったでしょう。
その後も毎年緊張する「その日」
その後はホテルで朝食の仕事をしてたので、1時間間違えたじゃすまない立場になっており、毎年緊張感いっぱいに〝その日〟を過ごしました。
でもちょっとわくわくするし、「ああ、もうそんな季節?」って思えて私は好きでした。
サマータイムに賛成する個人的すぎる理由
それにいかんせん〝朝食係〟だったので日の出前に集合して日が昇るのと同時にテラスのテーブルセッティングをしていくわけです。
夜と朝の間にある紫色の特別に神聖な時間がありますが、夏にちゃんと夏時間にならないと、その時間にセッティングができないのです。
その時間帯の絵のように美しい光景の中に自分がいる!ということが無上の喜びでもあったので冬時間の終りにその作業が〝神聖な時間〟ではなく〝単なる早朝〟にずれ込むのがとてもいやでした。
夏は早朝とはいえ7時にもなれば光に〝汚れ〟を感じてきます。
そんな時に夏時間に変わることでまたあの神聖な時間帯にお仕事できるのようになるのです。
だから私にとっては夏時間はなくてはならないありがたい制度でした。
サマータイムに入る日の準備
たしか〝その日〟の午前2時に1時間時計を進めるしくみです。
寝る前に1時間進めておけばいいだけで、ケータイだって夏時間対応で自動的に調整してくれるし、
朝起きたらいつもの時間だし、ただそれだけのこと。
当然その日は睡眠時間が1時間減るわけですけど、冬時間に戻る日に1時間多く寝れるわけですから、
そんなに目くじら立てて大反対することかね?っていうのが正直な感想。
日本に取り入れてほしいサマータイム似の法律
日本では6月になると学生服は冬服から夏服に変わります。
「夏は暑いから」という理由の〝決まり〟によって。
なら同じように時間を1時間繰り上げてもいいんじゃないでしょうか?
夏の朝の通勤だって涼しいうちに済ませられると思います。
それよりなぜ「夏は35度超えたら働かない」という決まり作らないのでしょう?
あと「湿度が60%を超えたら会社を休んでいいし逆にずっと会社にいてもいい」って決まりも作って欲しいなぁ。
コメント