いよいよ無期限ストに突入したフランス。
今回の大規模ストの原因はとんでもなく根深く、
どちらかが折れるとすればやはりサルコかと思うけど、
いまのところ強気のサルコ。
これを押し通せたらその政策がどうであれちょっと拍手もの。
「よくそこに切り込んだな、サルコ、、、命の保障なくないか?
国内は敵だらけ、だからアメリカと組んだ(まだ組んでないです)のか?」など
「ガイジン」の私はまるでテレビドラマのように眺めております。
(じつは先の三枝さんのフィナンシャルセミナーに行ってなかったら、
このストのことの大きささえもわかってなかったので、
「セミナー参加しといてよかった」とひたすら感謝の時差攻撃です。)
公共の輸送機関がストで、道路は車で大渋滞。
いつまで続くかわからないこんな状態でも
国民の半分はこのストを支持してるっていうんだからすごい団結力です。
国民vs政府。
どちらの立場であってもここまで表現できるフランス人をうらやましく思います。
(2007年に日本で浮上した一連の年金問題の時、
ストも暴動も起こらなかったのは世界七不思議のひとつになるとふんでいます。)
ただね、交通網の大混雑&大混乱の様子を見る限り、
東京の毎日のほうがすごくない?と思ってしまいます(笑)。
パリの〝満員電車〟って日本では「まぁまぁ混んでるけど、
比較的空いてるな」ってレベルで
「もっと詰めればあと20人は乗れるのに」って思う。
車の渋滞もニホンでは毎日の光景とさして変わらず。
ということは、日本の通勤ラッシュは毎日が大型ストによる緊急事態ってこと?
しかも〝無期限〟どころか〝生きてるうちは多分一生〟!?
ストのニュースに「あらあらフランスの方々は大変だ」なんてコメントしている
トーキョーの働きマンたちの毎日の方がよっぽど壮絶ではないかと思います。
がんばれ!働きマン!
今後このストの行方はどうなるかわからないけど、
ノエル休暇までには解決すると(させると)思います。
だって、2005年のCPEのストの時も
夏のバカンスに響くかもとささやかれ始めたとたんに終結してたから!
バカンスのために働き、そして戦いも辞さないフランス労働者に感服。
↑これは別件でエールフランスのストの時のフィガロ紙面。
エールフランスのカウンターのスタッフが「みんな他社のエアラインでバカンスに向かってんのよ」とおしゃべりしてる。
↑こちらは「コト休」名物・バカンス写真。イメトレに使ってください(笑)。
ノートパソコンに「満員電車での圧力に何キロまで耐えうる!」構造があるなんて他の国の人には「それはいかなる状況なのか」想像もつかないことだろうな~。
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