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本能で生きる国・コートダジュール

ふ~っ。
やっとパリから戻って来ました。(好きで行ってたんですけど)
TGVがエクサンプロヴァンスを越えたあたりから明るさが戻ってきて、
マルセイユからプロヴァンス線に入ったころにはビーチに人がちらほら、、、。
う゛~私もはやく海に入りたい~。
パリから5時間でアンチーブに着きました。
町はいつものようにいい天気。
TGVの中でジャンパーはスーツケースに仕舞い、駅に着いたらセーターも脱ぎ、
Tシャツで人気もまばらなアンチーブの広場に面したオープンカフェでランチ。
いい空気を吸って、なぜかサラダニソワーズ(ニース風サラダ)を食べ、
その後はもちろんお昼寝(シエスタです!)。
ひとしきり寝てパリでのダメージを修復(?)したら、
最後の調整とばかりに海へ。
昼寝しすぎですでに夕方となり多少薄暗かったけど、
波打ち際ぎりぎりの砂の上に寝そべって
波の音をリアルサラウンドで堪能。
「あぁ帰ってきた」心身ともに落ち着きました。
(「砂の上にござ」の組み合わせがやわらかさ、突起ともに一番快適!)
寝転んですぐに、
こないだ使ったプライベートビーチのプラジスト(ビーチのギャルソン)が
私の名前を覚えていて、名前を呼びながら近づいてきました。
今日で彼のビーチも店じまいだそう。
彼にとっても「また来年」のこの時期。
日暮れの、夏の跡形を片付るビーチで二人で他愛もないことをしゃべる。
なんでもない一瞬だけど、同じ砂の上で、同じ波の音の中で
知らない人としゃべるのはなんだか特別に楽しい。
そして海で「また来年」と不確かな約束をして別れるのもまた心地いい。
パリのジベールジュンヌ(本屋)でしつこく話しかけてくれた人も
そこがビーチだったらもっと親密にお話聞けたのに、、、と
今となってはちょっと残念(笑)。
都会は人の心も固く閉ざしてしまうのかもしれません。
それとも靴を履いてる人に警戒心を抱いてしまうのは動物的本能?

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