昨晩「友人の知人のパーティー」なるものに行ってきた。
生来の〝社交的でない性格〟に加え〝酒もタバコもだめ〟〝踊りもだめ(笑)〟〝夜更かしより早朝が好き〟〝提供できるホットな話題も持ち合わせてない〟等などの理由から
普段なら辞退させてもらっているのだが、
2月まじかのこの時期のコートダジュールときたら暇すぎて!
こんな私でさえパーティーに駆り出してしまうほどなの!
ダジュールの暮らしももうすぐ3年目に入るのだけど、
もうすでに「読めた」といえるくらい、地味な日常の繰り返し。
「新しいもの」が「よい鮮度」で入ってこないってことがよくわかった。
トーキョーなら毎週末どこへ行こうかと最旬スポット掲載の雑誌のなかから選べるし、
日本発上陸のブランドの開店、世界先行発売の新商品、新人タレント、新人芸人、、、。
もう、常に情報収集してないと乗り遅れるくらい新しいものであふれてる。
メディアがそれを追い(作り出し?)私達を駆り立てる。
「次は何?」の姿勢でいることが当たり前。
ところがダジュールでの「次」は2年後とか早くて3ヵ月後(笑)。
特別な雑誌を除いては情報さえも「今頃かよ」という印象。
メディアと物流がかみ合ってないのでモノが到着するはさらに遅い。
ニホンのように「新しいこと」を社会が提供してくれないダジュール。
フツウに過ごしていては、外からは「新しいこと」が8年に一度くらいしかやってこないダジュールライフ。(そのためワールドカップとかオリンピックが異様に盛り上がる)
そうなってくると自分達の中から「新しいこと」を見つけ出すしかない。
というわけで手っ取り早く、元手が要らないのが「知らない人とのおしゃべり」となる。
かくしてパーティーは退屈なダジュールライフに欠かせないカンフル剤に。
しゃべったって面白くなくても、何にもないよりましって感じ(笑)。
ニホンにいた時のパーティーのイメージからちょっと離れちゃったけど、
これが実際のヨーロッパでのパーティーの存在理由だと思う。
ダジュール・ルール
知らない人とのささいな会話からも何か見出せるようにアンテナを張れ!
異文化人との交流ほどエキサイティング!(相手にとってもね)
個性的であれ!自分の文化を持て!
そしてニホンの首相が今誰で今どこで何してるかは知っておくこと(笑)。(相手の切り口がココからのことが多いから)
カンヌとモナコ 移動のルール
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