セレブのたしなみ

セレブ＋地中海といえばクルーザーと口を酸っぱくして何度もこのブログ上で言ってきました。
そして数日前に「クルーザ勤務ってどういう人生？」という記事で
クルーザーのスタッフとの出会いで知ったことを書きました。
そしてまた今日、旦那さんがクルーで船長という人からスタッフの話を聞くことに！
なにせクルーの給料がいいことをかぎつけてる私は、裏情報にも興味深々。
だって同じ海の海岸線挟んだあっちとこっちで同じことしてるのに給料が２倍も３倍も違うなんて、興味持たずにはいられないでしょ？
（私は夏場はジュアンレパンの４星ホテルでウエイトレス。季節労働者なんです（照））
前回はスタッフのその子から直接聞いたんで本人の口からはいいづらい事もあったでしょう。
しかし今回は「旦那がそうなんだから事実」と言い切る妻からの内部告発（笑）。だから間違いない！
それによると、クルーの平均給料は２５００～３０００ユーロ（３７万～４５万円）。
で、ほっとんど、もう９８％はノワール（無申請労働）なんだって。
よく考えれば船の上にまでわざわざ税務官が入ってくることなんてないし、
夏だけのクルーの給料払うためだけに会社作るのもおかしな話。
クルーを雇って毎夜毎夜クルージングしてゲストをもてなすほどのお金持ちならポンっと即金で払えちゃうし、節税大好きなお金持ちのこと、わざわざ申告することないもんね。
ってことは下手すりゃ、最低賃金の７０％はもらえるという失業保険をもらいながら、豪華クルーザーで夏を過ごす輩も多いかもね。
ど～りでこの辺りってシーズンオフになると明るくて妙に健康的で働いてないのにお金に困ってなさそうな（そういうのって何故か醸し出る）（しかし「お金持ち」とも明らかに違う）若い人が海遊びをしてたり、ふらふら自転車旅行してたりするのをよく見かけるのかも！！
前にそういうタイプの人と話した時「夏はクルーザーで働いてる」と言っていた。
そのときはダジュール事情に疎く「じゃぁ、夏以外は仕事なくって大変ね」って心底同情したけど、結構おいしい職場だったのね。
あぁ、船酔いしない上に不眠不休でも大丈夫な体だったら絶対やったのに。
健康で丈夫な体ってほんとうに宝だと思う。
そしてクルーザー所有を夢見るセレブ候補生の皆様には
クルーザー本体にジェットスキーなどの小物、内装に燃料にメンテナンスに停泊料までかかかる上にスタッフ１人あたり３０～４０万かかることをお忘れなく～。
いい子は押さえとかないと、夏を楽しく過ごせないからね～結構大事よ～。
詳しくセレドルのマリエさんにでも聞いてみて～。