パルムドール本命といわれていた河瀬直美監督の『殯の森』が
審査員特別グランプリを受賞!
す~ごくないですか~?
コンペティション作品に選ばれただけでもすごいことなのに、
たーっとグランプリをとってしまうその才能。
そして受賞の時もなんだか満場一致で「当然です」って雰囲気。
監督もその実力でぱしっと壇上のポジションに納まってるように見えました。
これだけ実力のある監督には「次回作に出たい」という
俳優・女優の熱い視線も気になります。
河瀬監督の作品は日本的要素が強いのでハリウッド俳優たちには狭き門ですね。
(河瀬監督の次回作は長谷川京子さん)
今回の映画祭期間中、私は「15人の監督作品」という
新進監督のショートフィルムを見る機会がありました。
(作品自体は「大学の映画研究会?」って感じでしたが。
それでも映画目利き達はこの時点から才能に目を着けて育てていくんでしょうね)
売れる売れない、儲かる儲からないはもちろん大切ですけど、
世の中にはそういう打算なく「撮りたいから撮ってる」人が
意外といっぱいいるのだとわかりました。
今年は60周年の記念イベントや盛り上がりのせいもありますが、
カンヌ映画祭は映画を本当に愛し、人生をかけて関わる人たち(プロ・アマ問わず)の
映画感謝祭なんだなぁと思いました。
映画の公開が楽しみです こっちもも応援してやってください→
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