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チップの上手な渡し方

今朝はよくチップをもらったわ、、、うしし[:イヒヒ:]。
それも特別にの『私のサービス』に対するチップをね
なんでもいいから渡されるチップ、誰でもいいから渡されるチップと違って、「私がしたこのサービスに対していただくチップ」は何よりうれしい。
ニホンジンの私のサービスは非常に細かくて、された本人さえも気付かないくらいにもう「誤差」の域(笑)。
あれ?気がつかなかったけどいつの間にか片付いてる、いつの間にか届けられてる、探す前に差し出されてる、、、、次の次まで察してサービスすることってニホンジンならわりと誰でもできるんだけど(笑)コートダジュールのような田舎では特殊な職業の中でもプロ意識の高い人にしか備わってない能力みたい。
私がほぼ『くのいち』状態でさささっとサービスしていることに、多分同僚は気付いてない。(それどころかいつも「あのテーブル、片付けて」って言うまで気付かない)
でもお客様はそんな細かいサービスがうれしいらしくて(察するにいっつもフランスではサービスががさつってことに耐えてたんだと思う)チェックアウトの後にわざわざ戻ってきて直接私にチップを渡してくれる方も多い。
私はいつも忙しく働きまくってるのでトレーで両手がふさがっているとウインクしながらポッケに突っ込んでいってくれたり、、、。
テーブルの上に置いてゆくチップでは「彼女」の元に届かない、「彼女に」渡したいって気持ちがすごくはっきりわかってとってもうれしい
そういうチップって「どうもありがとう、おかげですばらしい滞在になったよ、がんばってね」って気持ちがあふれんばかりに詰まってる
思うにお金持ちの人って感謝の気持ちを表現するのが上手だと思う。
そういう意味でお金の使い方がとっても上手だとも思う。
「チップを渡す」という行為は決して「お金を渡す」ことじゃない。
あなたのサービスのおかげで「うれしかった」ということを伝えるための手段
だから彼らはうれしそうにチップを渡すし、それを喜んで受け取るとまた喜ぶ。
行き交うのはお金であってお金じゃない
そのことをお金持ちたちはよく知っていて、私は最近やっと肌で感じ取れるようになった。
だからみんなも海外旅行の際、チップを渡すときは直接本人に
日本語で「ありがとう」って言いながら本人に渡せばきっと気持ちは通じる。
でもしすぎはかえって逆効果。(加減が難しい?[:ひやひや:])
多すぎても「あ、この人、ちゃんとサービス評価してないな」ってわかるもの。
フツーのことなら1~2ユーロ硬貨
「あなたのサービスが大変気に入った」のなら5ユーロ札
「ホントにどうもありがとう!」なら10ユーロ札
そしてもし50サンチーム硬貨しか手元になかったら、、、あげないほうがいいかも。
1ユーロ硬貨以下のコインはどうしても「邪魔で置いていった」感があるし、はっきり言って「50サンチームじゃ社食のコカコーラも買えないんで」っていいたくなる(笑)。
とにかくチップはお客様と従業員の間で交わされる言葉を使わない会話
言葉をいっぱいかチップをたびたびか、、、とにかく感謝の気持ちを表す機会と手段をふんだんに持っていることがお金持ちの共通点[:お金:]。
チップ渡し上手になるにはたっぷりの小銭とともに日ごろから「ありがとう」言い上手になっておく必要があるみたいよ。

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