ホワイトカラーエグゼンプションの導入、、、なんて世間を騒がせてるけど、ニホンの週労働時間って知ってる?
1日8時間が限界よ♪
フランスの現状
フランスでは「当然の権利!」としてそれ以上働こうものなら文句ぶーぶー、その時間内だって全然働いてないってのに週にたったの35時間。もう一度言う、「その時間内だって全然働いてないってのに」だ!(夏のサービス業者は39時間までOK。だから私は39時間労働(泣))
各国生徒の反応
語学学校で各国から集まる生徒全員に聞いても即答で40時間が多かった。
「ではニホンは?」と聞かれ、思わず「無制限」と答えてしまった。(笑)
ニホンジンが猛烈に働くことは世界周知の事実なので、各国生徒も先生までも「さすがだな~」「すげ~でもわかるよ~」って感じで感心されてしまった。
本当はニホンの法定労働時間は週40時間なんだけど、ニホンでの働いてる時はそんなこと考えたこともなかったからとっさに出てこなかった。
「時間が来たから仕事途中だけど終わり!」なんてヒト見たことも聞いたこともないし、「ここまで終わらしてから、、、」がフツウでしょ?
だから週何時間なんて意識してるニホンジンは皆無だと思う。
フランスで残業管理は不要
フランスは雇ってる側も時間を越えないように管理するし(経費削減で残業代出さないために)労働者側も「法律で決まってるんだ!」と8時間以上働こうなんて思わないので現場ではなんのモメゴトもなく時間がくれば終了~。
もちろん経営者は無料で働いてくれる人ならいくらでも欲しいので〝サービス残業〟という言葉がある国からきたアジア人は大好き。
私も始めは「これだけは終わらせないと(明日どうすんのよ!)」ってスタンスだったけど、フランスジンと仕事する場合は「明日の人がやればいっか~」でとっとと切り上げる。(もちろん〝明日の人〟が自分の場合は念入りにやっておくけど。)
労働のための人生であってはならない
フランスをはじめ他国の人々は人生の中に「労働」があるけど、ニホンの場合「労働」のための人生、「労働」のすき間に我が人生ってくらいに労働の占める時間的割合が大きいです。
現在放映中の「ハケンの品格」(「働くことは生きること」がテーマ!)なんていうドラマがあることすらコートダジュールでは衝撃的かも。(笑)
「フランス人と日本人の働き方、休み方」という鈴木 宏昌さん(商学学術院教授))の記事がとてもわかりやすいので興味のある方は↓をどうぞ。
http://www.asahi.com/ad/clients/waseda/opinion/opinion196.html
平均的なフランスの労働者は一年間に1525時間働くのに対して、日本の労働者は、平均で、1975時間働く(2003年)。(中略)
「フランス人と日本人の働き方、休み方」鈴木 宏昌氏著
日本人の労働者が一年中必死に働いている時に、フランスの労働者は450時間ほど休むことになる。450時間はあまり実感がないが、一週間の労働時間が40時間とすると、実に10週間あるいは2ヵ月半になる。
ひぃいい~!!
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