カンヌ映画祭のスナップを見た。
特にミッシェル・ヨーさんが輝いてた。
この人のオーラがきれいってかんじで目が釘付けに。
我らがチャン・ツィイーはなんかすごい気迫で「これからが勝負なのよ、私。」って感じが伝わってくるけど(くるけどって写真見ただけだけど)、一般的に大人の女性に対して価値を置くフランスにおいてはミッシェル・ヨーさんの大人の魅力のほうがなぜか目立ってた。
そんなわけで散り際の大輪のバラのようなモニカ・ベルッチもその朽ちそうな加減がフランスでは「いい」ってわけでまだまだ人気。
熟女がちゃんと評価されることはすばらしい。
でも年がいけばいくほど内容を問われるのも確か。
日本みたいに外見のエイジングにのみ成功していればオッケーというわけには行かない。
多少のしわよりウイットに富んだ会話ができるかとか、たるみまくりの頬でも教養あふれる人に軍配が上がる。
キレイなほど意地悪なくらいに「個人の意見はどんなものを持っているか」とか「どの慈善活動に従事しているか」とかメンタリティーと教養を事あるごとに計られる。
だからいわゆるトップモデルでも「マヌカン」つまり「ただ服を着せるだけ」の「肉体が理想的なだけ」の存在の枠をなかなか出してもらえない。
キレイなほうがいいけど、それだけじゃ生きていけない。
歳とってもモテるけどそのためにはあふれんばかりの教養と他者への愛がないとダメっていう結構厳しい世界なのだ。
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