ニホンに一時帰国して2週間、友達とあったりして日本語しゃべりまくりですでにフランス語忘れ始めてる。
結局私の脳の言語のキャパは一定でその時の環境により日本語オンリーだったり、職場フランス語が20%ほど入ってきたり、英語が5%入ればフランス語は15%になるようなそんなもんです。
せっかく職場で覚えたアラブ語、韓国語、タイ語、イタリア語スペイン語も霞がかかったように脳の中でははかなげに。
2年近くフランスにいて、働いたりもしたけど私のフランス語、上達しないですねー。
ニホンでも遊び~本気をいったりきたりしつつ(それがいけない!)10年近くフランス語を勉強(?)してたけど仏険2級をとれたあたりから急降下。
今ではEtre(英語で言うところのBe動詞)の活用(しかも現在形さえ)も怪しい限り。
その代わり、、と言ってはなんですが、今ならどの国に行っても割合すぐに日常会話はマスターできそう。(推測)
なんとなく〝このあたりを押さえればいい〟というセリフとか人情を出すべきポイントとか、聞き流してOKな場面での省エネモードの相槌のうち方などを得とくしたので。
文句があるときは日本語でもいいから大きな声で発言する、とかいった基本技術も今では臆することなく実行可能。
よく「おばちゃん」の地位は世界共通というから、その粋に入っちゃったのかも(冷)。
20代なら困った顔をするだけで何者かがどこからともなく解決しにやって来てくれるのでそれはそれでスキル。
でも30代になり、「見知らぬ男に助けてもらうと後が面倒くさい」と思うようになったらやっぱり自力で解決できたほうがいいもんね。
毎日の行動自体がマニフェストな外国での生き方はニホンの情報過多社会の中で自分の欲望に耳を傾け、シンプルに行動できるという利点に変わった。
今、大半のニホンジンは「自分の本当に欲しいもの、したいこと」を知るのを怖がってる気がする。
「自分の欲しいもの・したいこと」をわかっいるとどんな国の人とも会話しやすいと体験的に知った。
だからニホンジンはニホンジン同士でも会話が弾んでないのかな?
そんなことを外国ではありえないくらい静かーな満員電車や駅のホームで思った。
サン・マルグリットの旅⑧ クルーザーに取り囲まれる島
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