「アーエヌペーウー」ってご存知ですか?
新しいお洋服のブランド名、、、ではなくフランスのハローワークの名前です。
ANPE (L’Agence nationale pour l’emploi)
フランス人なら誰もが知ってる機関なので、実際は「アーエンペウ」と早口で一気に発音されます。
私のANPEとのファーストコンタクトの話をするとほぼ間違いなく恨み節になるので今回はさらっとはしょります。
アンチーブのカルフールのそばにあるANPEではコートダジュールという場所柄、バカンス前ともなるとリゾート地ならではの求人情報がズラーっと張り出されます。
コートダジュールのサービス業に携わる季節労働者はひと夏で3つくらい店を変えることもいたって普通なため、入れ替わりが激しいのでその分「急な求人」も常にあるのです。
その内容はもちろんネットでも検索できるし登録できます。
(個人情報の扱いが大甘なのに目をつぶれば結構使えます)
職員の方もけっこうちゃんと条件にあった仕事を探し出してくれます。
私のこんなフランス語でもちゃんとできそうな仕事を希望を加味して探してくれます。
「ダジュールで日本語尚可、みたいな求人な~い?」と聞いたら、マルセイユのすし職人の求人を見つけてくれました(笑)。
それは、、、ちょっと遠い上にすしは握れないとお断り。
見てはいけない求人を見てしまう
そんなある日、私はANPEで見てはいけないものを見てしまいました。
「夢の国、ディズニーランドのキャスト募集」の張り紙です。
ANPEでは珍しい、写真+カラーのキレイな求人広告なのでやけに目立ってます。
CDI(無期限契約)とかCDD(期限付き契約)の文字が私には激リアル。
〝夢の国〟なのに、今後ユーロディズニーに行くことがあっても、
「このミッキー、CDIで月給○○ユーロ」とかすぐさま浮かんできてしまいそう!
しかしこのころの募集で採用されてれば、サルコジとカーラのデート現場をマナで見れてたかもしれませんね。
フランスの社保庁ってすごく動きがいいんですよ♪もちろん他のフランスの行政機関に比べてですが。いづれそのお話もしたいと思っていますがいかんせんフランスのお役所仕事の話題になると尋常ではいられないほど愚痴がでちゃうので自粛中(笑)。
ANPEの業務は2008年から「Pôle emploi」が対応しています。
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