今年に入ってから突然「一日の受付は60人まで」とか
「本日訳あって業務停止」とか
「[:むかっ:]もっと働けっ」って思うような態度をとるニース県庁外国人窓口。
前もってHP上で知らせるとか、新聞に一言お知らせするとか、
「ご理解・ご協力ください」の一文を付け加えるとかいろいろできるだろうに、しない。
遠くから無職なのに電車賃払って、汚い電車やら遅れてくるバスやらを待って
方々から集まってくるっていうのに、「タンピ!」(残念!どんまい!しかたないよ!)の一言で追い返す職員達、、、。
ホント、納得できる理由をくださいって感じ(泣)。
そして一番耐え難いのは、ルールがその日によって変わること!
1日に受付が60人でもかまないんですよ、それはそれで決めてくれれば!
そもそもこの「60人」なんていうのがまったく数えてないし、
適当に数えたそばから行列には後から後から家族がくっついてきたり、
「友人」の振りして割り込み放題。
その辺があいまいだから結局みんな並び続ける。
「ココまで!」って人の後ろに「今日は受付終了」って立て看板を立てるんだけど、
その後見張りもいなければ説明する人もいないので、
後から来る人は一体いつ、誰からのことを言っているのかわからず、
その看板の前にやはり並び続ける。
ある日はこの状態で2時間並んだ末たどり着いた受付での問答はこう。
「この手続きの受付は2時間くらい前に終了しました。看板が立ってるはずです。」
「私たちの並んだ後からあの看板が立てられたんですけど」
「看板を立てるずいぶん前に終了って言ってるはずです」
「それを知って(私たちが知らないで並んでいる事)るならなぜもっと早く一言言わぬ!?」
「そんなこと言われても」
この日はあまりの怒りに立て看板をけり倒して帰りました(ごめんなさ~い)。
またある日は、この看板を立てる代わりに警官2人が対応。
「とにかく、なんでも、どうしても、理由がなんであれココまで!
これ以降はアリの子一匹入れぬ!」と警官風を吹かして頑として立ちはだかった。
やつらがいなくなったら入っちゃおと粘ったけど、1時間以上ずっといるのよ。
私以外にも粘りチームが5~6名いて、泣き落とし、激怒、逆ギレ、理論攻め、
あの手この手で「あと1人くらい」に入ろうといろいろやったけど玉砕でした。
なのに違う日は職員が立て看板は立てても続々列は続き、
受付時間を過ぎても最後の一人まで対応。
昨日の今日でこのルールの違いはなに?
そういうわけでコートダジュールで行われる公的業務は
ほとんど「運」が勝敗を決めるところがやりきれない。
すべてがユルく、なぁなぁ。
もちろんそれによって得することもあるけど、
(私の場合「労働による滞在許可証」がとれたこと自体がなぁなぁ行政によるもの)
その反面、努力が報われなかったり、正しい方法が無視されることも多い。
その結果、みんな「上手やればいいや」に終結してズル横行。
やったもん勝ち王国コートダジュール。
だから普通の人の万引き、置き引き、盗みも横行。
盗まれても「タンピ!」
盗んでも「セパグラーヴ!」
なんでこんな国(地域)に滞在するために
わざわざ「許可証」がいるかね?と思う今日この頃(笑)。
わら半紙に手書きで「許可」って書いたので充分なんじゃない?
なんならレモンの皮にでも書いたら?っ提案しようと思ってます。
もちろん、有効期限はレモンの皮がしなしなになるまでよ!
(腐ったものは無効。)
グローバル化と宗教と家族と結婚と。なんかいい話だった。映画「最高の花婿」
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