新潟県中越沖地震についてはフランスでも朝からずっとニュースになっています。
地震で7名もの死者が出るという事実は地震のほとんどない国の人々にとって、
私達日本人がテロが頻繁に起きる国でしょっちゅう犠牲者が出るのと同じような
ショッキングな出来事。
「なんという恐ろしい日常の中で暮らしているんだろう!」というのが
そこに共通するイメージです。
でも生まれてからずっとそういう国に住んでいる人は意外と淡々としている。
日本人はいつも地震の恐怖と寄り添って生きている。
あらためて「地震があったらどうするの?」「怖くないの?」と聞かれるまで、
「え?怖いかって? そりゃあ怖いけど、、、、」なんて
答えに緊張感を出せなかったのを覚えています。
今回の地震が原発施設に影響を与えたことに伴い、
フランスのニュースでも、「日本とは比べ物にならないほど、
地震の発生はほっとんどないが、念のため、、」と切り出して、
フランスの原発の耐震構造をレポートしていた。
なにしろフランスの電力の約8割は原子力発電から供給されているのですから、、。
だからフランス中にこんなに原発施設があって、
赤いのがいざって時に大変危険地域、、、、。
、、、!!コートダジュール真っ赤じゃないですか!?
あちゃー。ここ、危険だったのね。
でも原発施設は震度6~7までの耐震構造にしてあるし、
海のそばの施設では津波対策もしてあると言っていた。
もともと地震がないから、耐震構造についてはひと安心だけど、
作ったのが(建設したのが、実際の作業をしたのが)フランス人となると、、、、ねぇ?
耐震以前に、ねじの閉め忘れとか、へんな隙間をそのまま隠すとか
うっかりミスしてやいないだろうかと、そっちのほうが猛烈に心配になってくる。
原子力発電もそれによって恩恵を被っている以上、恐怖もひっくるめて共存しなきゃいけないと思っています。何度大地震があっても立ち直ってきた日本のように、、、。
今回の地震で亡くなった方々にご冥福を祈り、被災地の一日も早い復興を願います。
フレンチどら焼きの作り方
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