お昼でもちょっとしたレストランならワインを勧められるし、
仕事中のランチでもちょっとは飲んじゃう人も多いフランス。
キリッとした白ワインが飲みたい時の注文方法ですが、
ワイン(VIN)の発音って何気に難しい。
カタカタで書くと「ヴィン」と「ヴァン」の中間くらいを発音するかんじ。
いきなり「バン」て言われても「は?お風呂ですか?(bain)」って思っちゃう。
でも銘柄はさておき、赤、白、ロゼくらいは選びたいじゃないですか。
ところがこれまた発音が難しい。
「ホゥージュ」で赤、「ブロン」で白、「ホゼ」でロゼ。
一番厄介なのは白。カタカナのままのブロンよりもっと、、
きっとマージャンで「ロン!」って叫びませんか?あんなかんじにはっきりと。
そして「ロン!」の前にためらったような「プ」を小さくくっつける。
「プロン!」としたほうが勢いで通じると思います。
そして赤白ピンクが通じなくて時間をとるよりは、
最初に「ユヌヴェールドゥ、、、」または
「ユヌブテイユドゥ、、、」とつぶやきましょう。
給仕は「グラスワイン」または「ボトルワイン」を頼むのだなとすぐわかりますので
後は次の発音が「ホ」ではじまるか「ブ」ではじまるかだけで
すぐ「白ワイン」なのか「ロゼ」なのかわかってくれます。
(赤は最初からはあまり頼まない)
同じシステムで食後のコーヒーやカフェでの注文時も、
「アン、、、」というだけで→カフェ(エスプレッソ)
「ユヌ、、、」というだけで→カフェオレまたはビールとわかります。
私はカフェではノワゼット(エスプレッソにミルク)を頼むのですが
「ノワゼット」と言っただけでは聞き返されるが、
「ユヌノワ、、」というだけでウエイターの脳にダイレクトに入っていくのです。
定冠詞は名詞の枕詞。「たらちねの」といえば次は「母」なんです!
旅行者のためのダジュールルール
注文時こそ不定冠詞を使いこなそう!
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