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ニホンで気づいたこと・5

ニホンのサラ金のCMすご過ぎない?
軽すぎるっていうか、数も多いし、流れる時間帯もゴールデン。
TVという、ごく一般人がもっとも親しむメディアにこれほど流れてるってことはつまり日常ってことでしょ。
日常にサラ金のある人生、それが現代ニホンジンの当たり前なわけ?
「それが普通」この言葉がニホンでのマジックワードなんだと気づいたのはフランスでニホンって中国?ってくらい今までの常識の通じない人々に囲まれてすごして一年たった頃。
何をするにも、「自分の意見」や「それをする理由」でいわば説得しなければいけなかった。
一事が万事その調子だから、よっぽどポリシーもってどうしてもやりたいこと、やらねばならぬこと以外、説明が面倒だからしなくなる。
そうするうちに自分の行動の全てが自分にとって不可欠で、意味ある行動のみになっていく。
「何故それを買うのか?」に対し他人をも納得させ、できれば賛同されるくらいの「理由」を自分の中で常に用意するようになる。
「理由」が「かわいいから」「欲しいから」「みんな持ってるから」では自分さえ説得できない(笑)。
「今これが流行ってる」も説得力不足だし、「自分の稼いだお金なんだから何に使ったっていいでしょ」では経済破綻は目に見えてて悲壮感を与えてしまう。
そうこうするうちに「欲しい」だけでは買わなくなった。
ニホンにはどうも「それが普通」なら誰でも従わなければいけない、という暗黙の了解があるように思える。
「普通である」ために上京した田舎娘はCANCAM買って化粧して服買って合コンする。
「普通である」ためにIT系の企業に入る。
「普通である」ことは「みんなが持ってる○○を自分も持ってること」「みんなが知ってる○○を知ってること」「みんながしてる○○を自分もしてること」。
所有物も、ステイタスも、「普通である」ために足りないものを買い足す。
お金さえあれば買えないものなんてないから、常に買い続ける。
お金さえあればないものは補える、お金さえあれば、お金、お金、、、。
で、お金ならサラ金をもいとわないって現状に。
なんだかニホン全体が買い物依存症みたいに思える。
ニホン自体が輸入に頼ってる国だから生まれたときから「買い物」せざるを得ないさだめだけどね~(笑)。
ただ心配なのは今の20代。
買わされて、そのために働かされて、借金までさせられて、その間に何一つ自分の考えを挟めない、挟むことさえ知らないで、社会の食いものにされてる感じがする。
「これが普通」そのひと事に縛られて社会の餌食になっているのよ~
この呪縛から逃れるマジックワードは「(今の)私には必要ない」よ!覚えてね~!

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