フランスにも「クリスマス」と「お正月」がありますが、
イヴェントとしての立ち位置がニホンのそれとは正反対っていうのは本当です。
ノエル(クリスマス)だからって「きちんとイベントする」人の割合は
ニホンでお正月の行事を伝統に従ってきっちり執り行うニホンジンの割合に等しく、
現代でもいるにはいるけど、減少傾向にあるといえるでしょう。
それでもノエルはやはりノエルとして君臨し、
「今年も無事に過ごせた、、」「新年はどんな年にしよう」なんて
ちょっとばかりしんみりしたり、切ない気分になったりもします。
まさにニホンの大晦日の感覚!
だからノエルはどちらかというと恋人同士より家族で、
どちらかというと飲んで騒ぐよりも静かにしんみりしがちなのです。
一方でお正月はニホンジン的には厳かに過ごしたい大切な瞬間(元旦0時前後)を
アホみたいなお祭り騒ぎで過ごさせられてしまいます。
ニホンジンの私にとってはクリスマスではしゃげず、お正月を静かに迎えられずの
歯切れの悪い1週間となります(笑)。
すこし話はそれますが、ガイジンとして異国フランスにる時にフランス人たちは、
「ノエルはどうすの?ひとりなら家のパーティーに来れば?」って声をかけてくれます。
これはフランスに家族のいない外国人の私に対して
「ノエルに行くところがあるの?」って心配してくれてるのですね。
私だけではなくフランスにいたニホンジンの男女を問わずに
たいていこの体験があります。
現在、日本にいる外国人に「お正月行くとこあるの?家来る?」って
聞いてあげるニホンジンってどのくらいいるのかな?ってちょっと思います。
フランス人ってそういうとこだけはやさしいっていうか、
気がつくっていうか、妙に大人なんですよね(笑)。
日々ゆったり暮らしてるからそういう時に声を掛けられる余裕がある。
普段は一時が万事だめだめな南仏人だけど、
〝人が感じる幸せ〟の軸にブレがないんです。
迷わずに幸せを選らぶ生き方をニホンでももう少し流通させたいとな思っています。
現在の海、、、のわけないです↑。冬のコートダジュールはコンブが大量に打ち寄せて見るも無残!
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庶民のリゾートスタイル
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