abcntがニホンから再び旅立つ日が近づいて参りました、、、。
11月30日出発、、、、。
キムタク主演の「武士の一分」が見れません。
キムタクファンではないけれど「武士」はやっぱいいよね、という観点から見たかったな、、、(泣)。
飛行機の出発日程を変えることもできるけど、そこまでは(笑)。
しかし年齢を重ねたせいか、「武士」ブームのせいか、はたまた外国暮らしだったからか、最近時代劇に対して寛容になった。
再放送の昔のべたな時代劇も妙に愛しく感じる。
そして京都では念願の「東映太秦映画村」に行ったことで銭形平次も水戸黄門も現在撮影中の「大奥」までもより身近な愛すべき存在に。
だって撮影所って行ってみればただの部屋、ただのセット。
そこがあんなにも(映像の中で)イキイキしてるのはやはり役者さんたちの「華」がなんでもないセットに命を吹き込んでるから。
恥ずかしながら「大奥」で仲間由紀恵が座るであろうセットに座って写メ撮ったが「この部屋を本物に見せられるなんて、役者ってやっぱすごい!」のひと言。
素人じゃとてもじゃないけどキッチュななんちゃって和室の域を出られやしない(笑)。
(ちなみに私の日程だと「大奥」も観れない。)
でもニホンって時代劇多いよね。
フランスではたまに特番であってもレギュラーで時代劇はなかったと思う。
多分昔から個人主義だし、ガイコクジンも多いし、「この時代にこういう風に生きた人がいた」みたいな話なら作れるけど、「この時代はみんなこうだった」っていう切り口では作れなそう。
ニホンジンは「共感」するのが好きな民族なんだなーって思うよ。
ニュースに被害者の生い立ちやら家族やら近所のおばさんのコメントまで入れる国は珍しいんじゃないかと思うし。
だから昔々の時代劇であってもどこか今の自分とつながりを感じたり、当時の喜びや悲しみを共感できたりするんだろうね。
共感できるっていうのは繊細な感受性が備わってるってこと。
すばらしい能力。
なのに今も昔もコミュニケーション不足が原因の事件が多いよね。
ってことはつまりニホンジンにはもともと恵まれた感受性が備わっているのにそれを言葉で表現することがとても下手ってこと!
「武士の一分」だって欧米的に問題点や気持ちを口に出していればキムタクはあんなことしなくていいわけだったし、奥さんだってあんな、、、(って観てないけど)。
ま、そんな歯がゆさも共感したいんだけどね(笑)。
というわけで結局観たいんじゃん。
山田洋次ラブ
夜のジュアン・レ・パン
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