VOGUE7月号を彼氏(フランス人)がカンヌから買ってきてくれた。
(初めて読む方には「何のこと?」って感じでしょうが、コートダジュール(モナコ以外)で買える日本の雑誌は知ってる限りでカンヌで15ユーロ(約2250円)で売ってるVOUGEだけ。しかも2週間遅れの入荷。店に2冊のみ。)
最近の私の不機嫌をなんとかなだめようと涙ぐましい努力じゃありませんか。
まぁ今月号は特集に興味がなかったからあえて自分では買ってなかったんだけどプレゼントされるなら喜んで受け取りますって具合でページを繰る、、、。
覗きこんできた彼氏がちょっとびっくりしたようにこう言った。
「ガイコクジンしか載ってないじゃん。ニホンジンが一人も写っていないっていうのはノーマルなの?」
言われてみればとりわけ今回のヴォーグにニホンジンモデルは広告も含めてゼロ。
なのに指摘されるまでなんの違和感も持たなかった自分にもちょっとびっくり。
確かに、たとえばヨーロッパの雑誌で出てくるモデルがすべてアジア人のなんて想像もつかないし、怖いよね。つまり、ありえない現象。
なのに日本ではわりによくあること。
ってことは戦後60年の間ひたすら求めてきたものは「ガイコクジンみたいになること」だったってこと?
私たちニホンジンの脳に刷り込まれてる西洋美[:ぴかぴか:]至上主義。
それと表面(上っ面?)至上主義が顕著に現れた結果なんだろうね、、、。
なんか目指すものをまちがってエネルギーをかけてきちゃったのかもね、私たち。
資生堂のTSUBAKIのCMじゃないけどニホンジンの美しさ、、、というより自分が属している民族固有の優れた点が世界で一番だ、とシンプルに思っていいと思うよ。
『他より劣る』ことに目を向けるのではなく『他より優れててる』ことに目を向けるでもなく、『優れたところはいいところ』と自認する。
そうすれば各国、各民族固有の美点、長所がすくすく伸びるんじゃないかな?
ちなみに私はフランスで暮らすようになってまだ1年半だけど、フランスジンの基本性格や能力をしった今、「もし生まれ変わってもフランスジンにだけは絶対なりたくない。ニホンジンに生まれた幸運に感謝!またぜひともニホンジンに生まれたい!」って思ってる。
でももしインド人に生まれるならアイシュワラヤ・レイみたいに産まれたいな[:あっかんべー:]
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