「美的エイジング」のカテゴリーかは疑問だが、先日、住まわせていただいているヴィラのご主人のお世話をしている人(計5人)の一人、黒人のナブの眉毛をカットした。
彼氏にヘアカット(上手いと評判)を頼まれてるのを面倒だから断ってるのになんで私がナブの眉カットまで、、、(爆)。
私はニホン女子の例にもれず、今でも美的を日本から取り寄せてるほどの美容フリーク。
メイクも好きだし、プラス、メイクをしないと目の悪いフランス人に目の所在が分かるまいという思いやりからも毎日メイクしていてそれがナブの目には「ちいさーいエリアにキレイにメイクしてあってキレー」というわけでよくチェックされていた。
ある日「ねぇ、眉はなんでそんなきれいなの?」と聞くから「抜いてんだよ」と答えたら「今度私のもやってー。自分だと手が震えてできないのよ~」という。
手が震えてっていうのが笑えて、承諾。
後日にあたる先日、ナブの眉を整えた。
黒人の眉って1本1本がカールしてるのね。
整え加減によって毛先があっちいったりこっちいったりして結構大変よ。
それに肌が黒いから毛を見つけるのが一苦労。
でも元の形がきれいだったので適度にカットして適度に抜いたら、やった自分でうっとりするほどエレガントな眉に。
もともとまつげはきれいにカール(うらやましいほどに!)されてるから眉が整うだけで上流階級のマダムみたいにエレガントな表情になるの。
「あとは家に帰って産毛そってリュミノー(光沢を出す)にするわ~♪」ってナブもご機嫌に。
私も自分の器用さに(器用貧乏に注意とよく占いにも書いてある)ご満悦。
人種による毛質の違いには驚いたけど(笑)、「美しさ」の基準って全国共通。
それにしても「美しさ」って不思議な存在だよね。
誰も捕らえられないけど、「これ!」と定義できるものでもないけど確かにある、みんな持ってる、、上手く表現できる人がいる、、、。
美的エイジング上手は常に移り変わるニクタイ状況に臨機応変に「誰もが感じる美」を自分なりに表現してる人なんじゃないかなー?なんて思った。
サン・マルグリットの旅⑧ クルーザーに取り囲まれる島
コメント