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世界の車窓から ニース~マントン

ロクブリュヌ村まで、私はアンチーブからイタリア国境の町
ヴァンテミリア行きの各駅に乗りました。
7.3ユーロだったかな?相変わらず国鉄は高いですね。
だってそれだけ払ってもやってくるのはホコリまみれの
貨物列車か?と見まがうボロ車両。
車内は温室状態になるのに夏でもクーラーなしだし、
日差しは半端ないのにへぼいカーテンはところどころついてないし、
入浴習慣の違う文化圏のかたがたのにほいもきついし、
下手すればシートもぼろぼろ。
それに電車自体乗るまでにすごい待たされたり、払ったお金分の価値がない!
それでもヨーロッパってこんなもの。
コートダジュール線はまだ恵まれてるほうで、夏の間は最新式の車両もよくでるし、
それにはクーラー、コンセント、ランプまであったりする。どっちか来るかは「運」です。

安くあげたいなら、ニースから中距離バスで1.3ユーロで来れます。
私の場合アンチーブ→ニース+ニース→マントンで2・6ユーロという手もありますが、
中距離バス2本乗り継ぎはさすがにしんどそう。
景色は絶対いいので、元気な人はチャレンジしてください。
SNCF(フランス国鉄)へのぼやきはここまでにしといて、
ニース⇔ヴァンテミリア間の「絶景」といえば
〝お約束の〟ヴィルフランシュです。
ヴィルフラ1
いつも美しく小船がただよってます。
ヴィルフラ2
ヴィルフランシュは日本人にすごい人気。
でもなんだかわかる気がします。
ヴィルフランシュって町全体が控えめでこれみよがしじゃなく、
奥ゆかしさを湛えたあたりが、日本人気質に似ているように思えるからです。
どこか
絶景→トンネルを繰り返す列車。
写真を撮るには海側、イタリア寄りの座席を確保するといいでしょう。
(イタリアに向かっている場合進行方向に対し後ろ向きに座る)
手前のも私有地
きらめく海と別荘。
ときどき垣間見れるビーチ、時に裸で寝そべり、泳ぐ人々。
各駅停車だったので、降りてビーチに行ったほうがよほど楽しそう、、、
という気持ちを「写真を撮る」という動作でぐっと抑える。
がけの上のマンションがすごい
鷹巣村は注意してみれば列車のなかからでも見れますので
海側だけでなく山岳側も要チェックしつつ進んでいってください。
ちなみに↓はYOUTUBEの大好きな「世界の車窓から コートダジュール」です。
本質はあまり変わらないと思うし、本当によくできてて見るたび笑えます。

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