コートダジュールライフの中でジョシとして
100歩譲ってもデメリットな恐怖の習慣生活病のことをお話します。
1位・デブになる
デブというよりラインが緩みました。
加齢によるものでは?というご意見もごもっともです。
露出の多いダジュールでなぜ?と思われるでしょうが
原因の第1位は「やせてる」と言われまくることです!
とくに横から見てぺらぺら~な日本人体型は
ニホンで多少のデブでも安産体型でも「驚異の細さ!」と謳われます。
「どうやったらやせられるか教えて」と聞かれたことも多々あります。
「あたしったら何も努力しなくても細い人?」なんて思ってるうちに
もう、トウキョウへ戻れないほど恥ずかしいボディになっているのです。
2位・ムダ毛の手入れが怠慢に
問題はボディというより顔の産毛ですね。
フランス人が細かいものに意識が向かない、
(悪く言えば、はたから見て目が悪いか頭が悪いとしか思えないような)
節穴眼力を持っていることはこのブログ内で再三お話しました。
その恩恵か、彼らには他人の顔の産毛など見えるわけがないのです。
そのため、ニホンにいたときより8割がた手を抜いてしまいます。
たまに「そういえば」と拡大鏡をみると、「ま、眉毛が~!」ということに。
トウキョウでは満員電車やエレベーターと不特定多数の
視力と注意力と他人チェック力に大変優れた人々と大接近する機会が多いので
常に手を抜けなかったのに。
※ 同じ理由でお肌のシミや毛穴の開き問題もあります。
3位・ビジュアル面でのキレイ追求がおざなりに
このブログの主旨にあまりにも反してはいないかとドキドキしますが、
要は「個性が一番」とされているヨーロッパなので
ニホンのような「ずばりこの人!」的なビューティーミューズがいないのです。
フランスで恋愛スキャンダルが取りざたされないのは有名な話ですが
その根底にも「セレブとて、公の人間とてしょせんただの人間」的な
セレブに完全性を求めないおおらかで人間くさい意識があるのです。
それゆえ公私共に品行方正、おまけにパーフェクトな天女のような美貌で
本当に憧れちゃう!みたいなビューティーアイコンはおりません。
そうすると、「その対象(モデル)」と比較してここが、、、と嘆き、
改善するべき点自体が存在しなくなり、自分自身のみを見つめることに。
自分のよさは「毛穴を感じさせない」とか「シミケアにぬかりない」とか
そんな表面上のことだけではないはず。
また、個性重視、中身重視のヨーロッパでは
「キレイが過ぎるとその分、知や社会意識なども高いレベルで要求される」
という恐ろしい法則もあります。
たいていのモデル、タレントはTVなどでコテンパンにされ発言権を持てません。
キレイなだけではかえって惨めな立場にたたされるのがヨーロッパなのです。
(いまだに「女優」で「インタビュー」となるとカトリーヌ・ドヌーヴや ジャンヌ・モローがでてくるのもそのためかと思っています)
ならビジュアルも知もどちらも磨き上げればいいんでしょうけどね~。
そんな必死の努力をできるのはトウキョウジェンヌだけなのです。
本当にトウキョウはレベルが高いのう、、、って、ね?緊張感ないでしょ?
これがコートダジュールの由々しき生活習慣病なのでした(泣)。
ダジュールには黒酢がないので、アップルビネガーをペリエで割って飲んでます。
黒酢どうこうよりも「酢を飲む」こと自体にすっごく驚かれます。
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